2016年5月3日 火曜日 お知らせ, 雑談?とか

おきのどくですがぼうけんのしょ1はk うあぁぁぁあぁ(´;ω;`)

 

 

てれれってってってーん♪

れべるが1あがった

たいりょくが2へった

かしこさが3へった

すいみんじかんが1じかんあがった

 

しのどんてぃすしゃーるがなかまになりたそうにこちらをみている

なかまにしますか?

▷はい

  いいえ

しのどんてぃすしゃーるがなかまにくわわった

 

 

 

 

ども~、某メイン主人公が話さないRPG風にお伝えしました^^;

あー冒頭のはアレですよ...久々にDQ3やろうとしたら、呪いの音楽が聞こえてきたんでネ;;

(未だにスーファミでやってんなって?あの古いドットがいいんだよアレが...)

というコトで、初めて実物を見たのですが...シノドンティス・シャールをお迎えしましたヨ

シノドンティス シャール

 

 

 

 

 

 

 

この後1日経って、流木の陰に陣取って動きません...(しかも、砂を掘り起こしてカルデラ状にしてくれやがりました - -;)

気が荒いって話ですが、原因と思われるテリトリーを持つ事が確認できましたヨ

導入直後の写真ですが、そこそこ色が濃くなってますネ

あ、パッキングされた袋の中だともうちょい薄い色してましたね~

英語だとGrey Catfish(灰色ナマズ)とも呼ばれるみたいですし、渋い色ですよね~♪

あ、最近譲ってもらった昔のアクアライフには、ブラックシノドンティスと呼ばれてたって書いてありますネ

はて、色彩の変化があるのかなーと思って見てみると...

アクアログに載ってるシャールは3匹ですが、内2匹は背側はグレーで腹側はアイボリーの体色で、1匹はブラックでしたね^^;

ん~、グレーのコは薄いオレンジ系の砂だな...

昔のアクアマガジンに載ってるシャールも、色の薄い砂でグレー→アイボリーだねぇ...

てことは...多少の擬態能力でもあるのカナ?

生息域もアフリカ北中部全域ってやたらと広いし、地域間差異の可能性も捨てられないか...

シノニム(別名...ま、同じ種に複数の学名が付けられちゃったって感じダネ)もこんだけあるしサ;

Hemisynodontis microps
Hemisynodontis schall 
Leiosynodontis maculosus 
Pimelodus clarias 
Silurus schall 
Synodontis arabi 
Synodontis gambiensis
Synodontis maculosus
Synodontis smithii 
学名の意味もいろいろダネ

microps=小さい目 (ラテン語だとops=強さ、勢力だけど、これはギリシア語だから目になるヨ)

schall=多分だけど、人名...ヨーロッパにはよくある名前だし

maclosus=maclatus=汚れたって意味なんで、生物だと暗い色って意訳が合うカナ

arabi=そのまんま、アラビア(西部アジア)の~

gambensis=西アフリカにある国、ガンビア(国境がセネガルに囲まれてる)の~

smithii=まあ、スミスさんのラテナイズだろうね...smitiって別種もいるみたいですケド;

 

さて、ここから解るのは...

・目が小さい→比較対象の体が大きいカモ?

・色が暗い→体色は黒色~灰色

・国名、人名が複数ある→分布域が広いor地域特変がある

 

実際に生息域が広いしナ

北はナイル川、東はケニア~エチオピアにかかるトゥルカナ湖

西はギニア・リベリア・シエラレオネなんかの沿岸部の水系全域

中央アフリカでは赤道ギニアやカメルーンのクロスリバーまで...

広い!広過ぎる!!食用ナマズだし、エジプト文明とかの時代から移植されてんじゃないのカナ?

ナイル川水系の下流域なんかは白系の砂であんまし樹も無いハズだし(ヴィクトリア湖とかの上流域は樹も豊富な印象だけどね;)...

トゥルカナ湖の辺りは写真みる限りでは泥土(色は白~黒までイロイロ、南北に広い湖だからネ)とかで水中も濃い色だねぇ...

西~中央アフリカの水系は、緑が豊富で赤土の印象が強いよね...(それこそ地域差が激しいケド)

 

うん、これは...地域特変があるでしょ、コレ^^;

流通する個体数が多くなるか、アフリカに行って調査する勇者がいれば判りそうだけどサ

 

そう言えば、古代エジプトなんかの壁画に書かれてるのもシノドンティス・シャールなんだそうですね~

って、schallで記載されたのは1801年...紀元前ウン千年から始まってるエジプト文明で書かれた魚をどう同定したんだ...?

こういう時は...海外の研究者に頼るしかない...のか;;

あ?日本の研究論文?

観賞魚のは少ない上に頁数もペラいのが多いのダヨ...

つーか、マジな話、日本の研究者ってカネにならない研究が出来ない環境なのが問題なんだよ!

企業の下で働いてる人は、雇い主の利益追求をせにゃならんのは自明...大学も目立つor人類の役に立つ研究しか出来ないだろうしな(# ゚Д゚)

どうでもいい分野の研究をする心の余裕が、もはや日本人にはなくなってしまったのか、チクショウ!!

 

はあ、はぁ...冷静に、冷静に調査をしよう...

(こっから↓はマジつまんない話なんで、読みたい方は覚悟して下さいネ)

 

ふう、どうやら、古代エジプトに於ける食生活を調査してる研究者、そういう人たちが壁画なんかを参考にしているみたいダネ

その調査結果を掻い摘んでみると...

 ↓

調査対象はナイル川のElephantineなるトコロ...川中島(川中島は中州では無いw)っつーか、中洲みたいなトコか

そこのセメタリー(お墓)やテンプル(お寺)から出てきた骨を調べてみたそうですね

出てきた魚の骨は約30種類!(魚種の豊富さより、調べた人に感激ダヨ;;)

有名ドコだと...

<polypterus bichir /taste =very good /find bones=unknown>

<alestes baremose /taste=many bones  /find bones=43>

<bagrus docmac,bagrus bayad /taste=good /find bones=4641>

<synodontis membranaceus  /taste=moderately good /find bones=156>

<malapterurus electricus /taste=enjoyable /find bones=unknown>

<lates niloticus /tase=perfect /find bones=2126>

<tetraodon lineatus(fahaka)  /taste=good,but needs special prepalation because his gonads contains poison /find bones=3>

 

味は...なんかに表記があったんスかね?まさか自分で実食した感想なのか^^;

 

・最初のは言わずと知れたポリプの王様、ポリプテルス・ビキールですネ

やっぱ肉食性だからか、味はすごい良いらしいですねw

 

・アレステス・バレモーゼは地味ですけど、尾びれが真っ赤に染まってhydrocanisみたいな鋭い顔つきのアレステスですよね~♪

結構な数の骨が出てきてるのに、お味の評価は「骨が多い」のみ...味の評価しろしw

 

・バグルス2種は骨の数が多かったんで載せましたが、入荷はほぼ皆無のナマズですなぁ

(但し、海外では普通に流通してる種みたいで、むこうのアクア関連のサイトには写真がありますヨ)

味は良好、分布域の広さもあってかかなりの漁獲高だったみたいですネ

 

・シノドンティス・メンブランケウス...シャールもそうだけど、中型の魚がメインに食べられていたって記載もあったヨ

お味のほどは、並みの美味しさ...そこそこ美味いってトコか?

 

・学名だと判りづらいケド、マラプテルルスは電気ナマズの一種だよね~(エレクトリクスはショートノーズの方ダネ)

食べた感想は...は、楽しい?愉快?なにその食べたくなる感想w

 

・お、太古にも食べられていたな、ラテスニロチカス=ナイルパーチ

骨の発見量も多いし、味は完璧の評価!生態系汚染も放流やらかしたニンゲンの方が悪いんだけどねぇ;

 

・最後は、テトラオドン・リネアートゥス(流通名は大体が旧学名のファハカ)かー、河川産とは言え、よくフグを食べてたよね~^^;

味は良い...但し、生殖腺に毒を持ってるから、十分に下準備が求められる...だそうですんで、食べるときはご注意をw

 

さて、こん中にシャールも含まれてるんスけど、骨の数は不明...多いのか少ないのかも分かんないな;;

 

他にも、ディール=エル=メディナ遺跡にある壁画がコレ↓

 greycatfish

 

 

 

シノドンなのは判る...だが、なぜシャールだと断定できるんだ...?

これに関して調べても、Deir el Medinaという職人の集落に於ける、魚の配給量が碑文に残っているってだけだし...

...一応、意訳した文でも載せておくか

「でぃーるえるめでぃなでは、りょうしさんのだんたいがいて、かれらはしょくにんさんのみぎ・ひだりでわけた2つのだんたいにおさかなをあげていました」

「しんせんなおさかなが、すうじつごとにもんばんさんにとどけられて、それぞれのだんたいのかんりしゃによって、わけあたえられていました」

「とどけられるおさかなのそうすうがへんどうしても、はいきゅうされるりょうは、かいきゅうによってきまっていました」

 

だそうで、すごい規律正しかったんだなー古代エジプト人って^^

陶片に記されていた例を見ると...

「リーダーが4匹(partsだから4切れなのかな?)、10人の労働者は2匹と半分、管理者は2匹、他にも8人の人が1匹と半分で満足しました」

だそうで、ほう...1階級ごとに1匹~2匹の差しか無いネ

古代エジプトの労働環境は良かったってのはこういうことかねぇ

 

んー、しかし...他の論文でも、Sy schall,Clarias gariepinus,Bagrus bajad が多くの釣りに関する壁画に書かれてるって位しか書いてないなぁ;

まあ、Comparative osteology……って論文だから、骨の比較だしなぁ;

あ、bajad(bayad)は現地語で白いって意味だとは知らなかったねぇ^^

 

うおぉ、ドコにも手がかりがねぇ...確かに壁画には書いてあるのに↓

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てか、よく見てんな...昔の人って

上から2番目の魚なんかシノドンにしか見えないもんなぁ

背びれの第一条がキリっとしてるし、腹鰭が抜けてるのは置いといて、胸びれ・尻びれ・尾びれの感じも良いし、何より脂びれがちゃんと書いてある^^b

まあ、シャールよりも痩せたソレックスに似てるケド;(アクアログに載ってるソレックスがそっくりダヨ)

 

はあ、やっぱりこれはナイル川水系で食用、その上で抜きんでて大きいからシャールじゃね?って感じだったのカナ?

ここで調査をやめるしかないのか...と思ったのですが、なんか釈然としないナ

適当に同定したとしても、その裏付けが取りたい...気になってしょうがない;

 

というワケで、この調査はもうちょこっとだけつづくんじゃよ(あ、この元ネタの通りだと、この後かなりかかるな^^;)

んじゃ、しばし遁走しますわ^^ノシ

 

 

 

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