こんちわ~です
イチゴの花を摘んでいたら…3日位で一気にイチゴが赤らんできましたΣ(・□・;)
こんな感じになってまして、来週の開始に間に合うか心配でしたが…なんとかいけそうですネ
と言う状態ですが、今日はイチゴの花を制限する、摘花の仕事について話そうかと思いますわ
いや、待てよ…そう言えば、アタシの好きな作家サンの個展がやってますので、先にそっちの方を話しときますか
~12月18日までですが、名古屋市内の「ギャラリーAPA」サンのブースにて、ニシムラマホさんの個展「空のかくしごと」が開催中ですヨ♪
…まあ、11月23からやってるし、そん時のレセプションにも参加させて頂いたのですが、案内すんの忘れてました^^;
あ、ニシムラマホさんはググってみれば判りますケド、アクリル絵具使ったカラフルな絵とか、モノクロの緻密で繊細な絵を描く作家サンですネ
で、今回のは名前の通りにソラをテーマとした作品群がメインでしたね~♪
これまでの絵は輪郭がはっきりとしてましたが、今回の作品は輪郭をボカした表現が多かったと思いますよ~
一番大きな絵とか、凄いインパクトなのに柔らかい感じがして…なんというか、堪りませんね(雑か;)
と言いつつ、一番気になったのは入口の方にある「水」をテーマにした作品だったのですケド^^;
直感で気に入ったのも確かですが、作家サンに直接お話を聞く事で色々な理解が進みまして、より好きな作品になりましたネ♪
興味のある方は見に行かれると良いかと思いますわ~
近くの名古屋市美術館もえらく安いですが…コッチなんかお金かからないですし(笑)
てか、空のかくしごとって見てたら、「ソラオト」とか「かくしごと」読みたくなってきたな^^;
あ、この時点で分かる人以外はちょっとスクロールして下さいネ
ま、っても最近知ったんですケドね、かくしごと;
隠し事は書く仕事、名前もゴトウ カクシ…うん、まんまダナ(笑)
この時点で個人的にはハマる予感があったんスけどね…大当たりでしたわ^^;
と言うか、後藤先生…娘サンが関わると大暴走ですネw
しかし…代表作のキン(自主規制)って、ツボイノリオ氏の迷曲、キンタの大冒険みたいって思ったのはアタシだけですかね^^;
まあ、ギャグ系のコミックって持ってないのですケド…たまに読みたくなるんスよね~(リーダーなタケシとかジャガーさんとか)
って、このテの話にあんまし時間使ってもアレですかね…イチゴの話に行きますわ~
と言う事で、現在の仕事報告に行きますネ
ま、表題の通りにお花を摘んでる最中なのですが…メンドイです;;
これこの通り、わき芽を取りつつ余分なお花を摘んでいます
いや、正確に言うと蕾の段階で摘んでますケド^^;
同じ茎から不要な花だけを摘んでいく、って言う繊細な作業ですし、眼と精神が疲弊しますヨ
あー、メンドイし誰かにやって欲しい…のに、どれが不要かの判断は微妙;
他人には任せらんないし、自分でやるしかないよね;;
ま、これ以上に大事な事はないんでいいんですケド^^;
んで、コレの目的ですケド、イチゴの着果負担を減らすのが目的になりますネ
なにせ、沢山の花があるとその分が実になりますので、イチゴの株はその全てに栄養を与える必要が出てくるのですよね
この事を着果負担と言って、あんまし負担を掛けすぎると、イチゴがへばってしまうのですヨ
そうなると、アタシらは「花がとぶ」って言いますケド、次の花が出なくなってしまうんですよネ
去年は、結構なイチゴ屋でこの状態が出たみたいでして、大変だったようですねぇ;
原因としては、秋口になって一気に冷え込んだせいで、花芽分化が早かったんで、樹がしっかり出来る前に花が来てしまったからでしょうね~
挙句、寒いって状況の割に、乾燥のせいかハダニも多かったしなぁ…(- -;
今年の秋口に視察した感じだと、ほぼほぼ樹が出来上がってましたし、ハダニも少ない感じなんで、良い状況かと思いますネ
…まあ、その生育の良さが影響して、チマチマとお花を摘む必要があるのですケドね^^;
あ、それと…この花摘みをしたとしても、その時点で着いている実は大きくなりませんのでご注意を(- -;
樹勢を強く維持する事は出来るんで、次の実は大きくなるでしょうケドね~
多分ですが、この手の誤解をする方は、小さい花を摘む事で、小さい花に行ってる栄養が他のに行くと思うんでしょうが…そうはなりませんヨ
ってか、それで大玉に出来るなら、意図的に1株に4~5果だけ着いてる状態にして、1つ○千円↑っていうボッタクリ商売が成立しますよね(笑)
ま、真面目に解説すると…人間も食事の量に限界があるでしょ?(一部のヒトは除きますケド^^;)
同じように、イチゴにも給水量…と、それに比例した、吸収できる肥料の量に限界がありますヨ
(ウチなんかは、1日1000L給水しても、排液が400Lは出るワケでして、割に限界量は低いんスよね;)
んで、水道みたいにポンプで強制的に水を流していれば、1つの水路を塞いだ場合、他の水路の流量は増えますケド…
植物はあくまでも生物ですので、水は浸透圧を利用して、自分で吸い上げているんですヨ
そうなると、水(肥料)を吸える限界量は流路の作り(単純な太さとか機構)によって決まってきますネ
ま、なんでイチゴは茎を太くした方が良い実が採れるワケですが(流路の導管も広くなるからネ)…
コッチは、他の流路に多くの肥料(水)が供給される構造にはなってませんので、単に余計な体力を使わないで済む、位の効果になるんスよね
あ、水を移動させる根圧とか負圧の説明までしだすと日が暮れますし…多分、聞きたくないっスよね?
なので割愛しますが、植物が自分で吸ってるって証拠は言っておきますネ
雑草でもなんでも、植物を折ると茎(の中にある導管)から水が上がってきますよね?
コレ…実はビックリな事なんスよねぇ
流体力学の大原則なりますケド…流体(水とか大気)ってのは高い所から低い所へ移動するのが通常の状態、なのですヨ
ほら、通常の川は高低差が高いトコから低いトコに流れるし、風も高い気圧から低い気圧に向かって流れるでしょ?
あー、地味ですケド一応、電気も高い電圧から低い電圧に流れますヨ
ってコトは、自然に水が入って来てるなら、植物の体内を水が遡上する、なんて事は起きないワケですネ
なにせ、給水する根っこは下にあって、水の移動先である葉っぱや花は上に位置しているんスから^^;
コレを、植物は浸透圧差で上に上に押し上げているワケですネ
いやはや、陸上で生きる為にしっかり進化したもんスよね~
…まあ、この感動に同意は求めないですケドね;
さて、それはともかく…と
まあ、色々ダラダラ言いましたが…
花を摘むのは次の実が上手く出てくる為の準備、とだけ覚えて頂ければおkなんスけどね^^;
っても、家庭でイチゴをやる場合にはあんまし関係ないですケドね~
そもそもの給液が十分じゃないし、温度も一定以上の維持は難しいでしょうし;
ま、そんなメンドイ事してる位なら、ウチにイチゴ買いに来てくださいネ(笑)
直売用のイチゴもご用意してますので、よろしくお願いしますm( )m
あ、必要な量が分かっている場合は、予約して頂く方が確実ですので、前日までにお問い合わせ下さい^^;
それに、いちご狩りの方も予約受付てますんでよろしくですよ~
ってなトコで失礼しますよ~^^ノシ
(…来週には新しいイチゴのパックが届く予定なんスけどね)
(フィルムで包んで宙に浮かせて、痛みを軽減するパックですが、少々規格が変わるんで別物扱いか…後でHPに掲載しないとナ)