いや~、雨続きの関東と違ってクソ暑いですね~
向こうじゃ気温25度を切ったりするんですって?
いやはや…農業的には非常に面倒な事態で心配ですよね;;
てな感じで、こんちわ~ですノシ
いやマジな話、低温や長雨は多くの野菜にとって天敵ですからネ
日が当たらないと軟弱徒長するし、軟化すると病気も出やすいからねぇ(クチクラ層とか細胞壁が弱ると病原菌が菌糸を伸ばしやすいのよね)
しかも多湿だからねぇ…大概の菌体は高温多湿が好みだし(- -;
あーあと、炭疽病なんかもだけど、土壌感染性の細菌なんかは雨の泥はねで感染拡大しやがりますからネ(´;ω;`)
んで、なのに曇天では薬散はしづらいというトドメ付き…かorz
(一応解説すると、植物体は濡れ状態が3時間以上継続すると罹病する、って言われてますヨ)
(そして、乾燥時間はほぼ太陽依存…晴れなら30分でおkでも、曇りだと1時間↑かかるなんてコトも;;)
いやはや、同じ農家としてホント心配ですねぇ
あ、そだそだ…ウチも病気臭い株が出たんでかなり焦りましたよ~
まあ、この態度で分かる通り、ただの生理障害だったんスけどネ^^;
発見した日の写真がこんな具合ですヨ
葉縁の褐変に萎れ(しおれ)、物によっては黒い染み…だと
この症状、パッと見だと炭疽病か葉炭疽、硫黄なんかのウイルス病も考えられるのよね;
まあ、世話になってる資材屋サンに聞いたら、どうも生理障害みたいで良かったですケド^^;
あ、ちゃんと自分で様子見した感じでも大丈夫そうですヨ?
現在でこんな感じなんで、萎れも新葉の萎凋(いちょう)も無いですし^^b
どうも…萎れは苗の切り離しと、その前からの台風風による過剰な蒸散によるものだったみたいですネ、反省反省
それに、なんだかんだで葉柄には紡錘形の黒斑も何も出ませんでしたし、タンソの心配はほぼありませんね~
何株かを簡易的に培養もしましたケド、↓みたいに病徴出ないですし
うん、このチープさはどうよ(笑)
ま、タンソならエタノール使った簡易検査もあるんスけど、これで十分ですネ
見ての通り、褐変した葉はあれども感染拡大は無し
それどころか、切ったクラウン部とかから新葉を展開する始末^^;
葉柄が赤黒くなったりもしてないですし、罹病した部位にピンクのコロニーも形成して無いしねぇ
こんだけ分かれば、炭疽病はあり得ないって言えるのよネ
あ、やり方はクソ簡単ダヨ
罹病の疑いのある株の根っこを切って採取して、出来れば蒸留水で水洗いしておいて…
あとは、カップでも魚をパッキングする袋でもいいから適当にぶち込むだけw
ま、密封すればよっぽど高湿度になるケド、普通は湿らせたティッシュを入れるナ
(…と言ったものの、そもそもクラウン付近を切れば、維管束に対する侵蝕で炭疽や疫病は分かったりするんスけどね;)
(罹病してない株は、切り口がこの通り白いですケド)
(罹病してる株は外側から侵蝕されてたり、維管束が褐変してたりするのですヨ)
ふぅ…あ、興味無い人にはどーでもいい話ばっかでスンマセンね~
いや、アレなのですよ?
個人的には趣味全開のが楽なのですよ?
ただ、たまには仕事してるのアピっとかないと、単なる変態に見える気がするのですよ?
そんなワケなんで、今回はイチゴの病気に関する話ばかりになるのです、はい
あ、因みに…生理障害の場合には、必須元素毎に異なる症状が出ますヨ
全部は面d…いえ、混乱するとイケナイんで少しだけ;
Ca欠乏の場合は、葉縁が黄化したりチップバーン症状が出て、葉柄や果実が軟化したりしますネ↓
Fe欠の場合は分かり易くて、葉緑素に問題が出る為に、葉脈間の葉色が薄く退色しますネ↓
ZUN欠乏は弾幕STGとZUN帽、そして例大祭への参加で回避を…ってのは冗談で
正しくはZn欠乏で、葉色が薄くなったり、斑に枯れる…らしいヨ?
…まあよっぽど出ないし、アタシも実物は見た事無いのよね^^;
てか、Cu欠とかMo欠なんてのもまず見ないですし(- -;
んー…ここら辺は何の面白みも無い話ですし、今日はこれで終わりにしとくヨ
そんでわ、少なくともあとひと月は暑い日が続くでしょうケド、気合入れて逝きましょうね~
でわでわ~^^ノシ