前回の予告通り、普通の人にはどーでもいいイチゴの話でもするかねぇ
と思って前回のを見返したら…書いた内容が全部消えてました…(´;ω;`)
あれれ?なんでだろ??PCでゲームしながら寝オチかました時になんか押したんかな(汗
まあ取りあえず、前回の見た方は??な感じになってるでしょうから…
マジすんませんでした<m( )m>
なんとなく書いた事は覚えてるんで、近いうちにあげ直しときます(´・ω・`)
てなワケで、今回は表題のハダニに関してだけ話しときます
イチゴに関しては、ハダニで苦労してる人が未だに多いですケド
アタシに言わせれば、天敵(カブリダニ)入れりゃあ抑えられる害虫だぁね
百聞は一見に如かず、実際に現在の圃場でも挙げましょうかね↓
まあこんな感じでして、1月後半から出た新葉には、ハダニの吸汁痕がほぼ見られない状態ですネ
探せば生き残りはいるでしょうケド、ほぼほぼ気にならんレベルには収まりましたね~
葉裏を見てもこんな感じですし↓
んーと…見えるカナ??
中央から右下にいった辺りにナミハダニがいますが、天敵に吸汁されて死んでましたヨ
ま、この程度なら目視で確認できるんで楽ですネ
…ホコリダニ類は無理、顕微鏡でようやくだからねぇ;
因みに、もう1月前まではハダニと天敵が拮抗状態にありましたネ
写真あったかな…ゴソゴソ
あー、こんな状態だったかね…正直忙しいんで、大分記憶が飛んでるナ
確か…この状態では蜘蛛の巣(ダニはクモの仲間なんで、歩くときに糸を出すヨ)にハダニが歩いてるのが確認出来ましたネ
但し、同時にチリカブリやミヤコカブリもいたんでおk
てか、この時期はそこまで天敵が増殖しない上、それまでにいたハダニが旺盛なんで仕方ないんダヨ^^;
その後1~2月の間には抑えられるんで、ここは我慢の時期…そして現在に至る、と
恐らくは、1月後半から日長が伸びたのと、ハウス内気温の上昇が要因になって天敵優位になったんでしょうネ
気象条件に左右はされるケド、これまでの経験から言えば2月に入れば天敵優位になる傾向があるヨ
(ホント言うと、プロット法でも採用して1葉辺りのハダニとカブリダニの生息数でも調べた上で、各生息数の経時推移でも調査すればしっかりと確定出来るんだけどねぇ…)
(ぶっちゃけメンドイし恒温器なんか持ってないし、誰か研究室の人やってw)
ま、ハダニはそんな感じで処理すんのが一番ですワ
あーそれと…ここ1月位はダニに効く農薬使ってないからね、アタシ
てか、最近は肥料と納豆菌しかかけてない気がするわ^^;
そだ、天敵に関して値段が高いのを気にする方もいますんでひとつ
上で言った通り、薬散ペースは落とせて薬も購入量減らせるんで、トータルで考えればコスト削減+省力化出来ますヨ?
天敵を導入する11月以降を対象に、コストの具体例でも示しときましょうかね~
条件として、期間は11月~5月末までで規模は1反、薬の使用量は期間平均を取って反当たり350Lとする
(まあ、アタシなら400L/回は使うだろうけど、他の人に聞くと反当たりこの程度なのな)
先ず、農薬メインで防除しようとした場合にかかるコストは…
スターマ○ト、マイト○ーネ、カネ○イト、コロマ○ト、ポリオキ○ンAL水和剤が各1本
気門封鎖剤に関しては、そこそこの発生状況で5日に1回ペースで計算するとして…7か月で35回分にしとくかねぇ
剤は効果の高い(当社比)粘○くんを使用するとして…100倍希釈だから1回で3.5L使うのな
んだと、5Lのボトルで25本は必要ダナ
価格はJAで購入するだろうから…まあ、大体でいいか
計算の結果…この条件で24万円前後はかかるようダネ
因みに、週一散布にしてようやく20万を切るみたいだねぇ
んでは、天敵だとどうなんのかな?
化学農薬はスターマ○ト、マイト○ーネが各1本…別に無くてもいいケド;
ハダニの発生初期には気門封鎖剤が要るから、週1ペース(+天敵導入後1週間は薬散しない)で1月中旬までかけたとして10回分
使用量は300Lとすると、粘○くんが6本
天敵は11月にチリ×3+ミヤコ×1、2月にチリ×2を放飼するとして…
こっちの場合…10万円~12万円のコストで済む計算だぁね
念のために気門封鎖剤を10本にしても15万は切るナ
どうだったカナ?
ま、こんなんアタシの一例だし、場合によっては机上の空論ばかげた論だけどサ
でもまぁ…初期費用は高く見えるケド、天敵利用の方が安く済みそうだよね
それに、天敵の真価は作業時間の圧縮ダヨb
薬散に時間を取られるとイチゴの管理に時間を掛けられないし、ホースが重たいし腕を振るから疲れる(笑)
この無駄無駄無駄ァな時間を圧縮できるのが一番大きいネ
アタシは出来る限り薬散したくない派だから助かるわ…その時間を数値測定なりデータ取りに使えるからナ
…ま、結局のところは個人の好きにすりゃあいいんスけど(汗
因みに、天敵の管理は自分で感覚を掴むのが理想だぁね
自分なりに実践経験を積んで、なんとなくの理論が構築できればおk
っても…1~2回成功すれば次は失敗しない筈だけどネ^^;
あーでも、押さえておくべき簡単なポイントだけ説明しとこうカナ?
先ず、ハダニに効く薬は大なり小なりカブリダニにも効いてしまうと考えた方が良いネ
個体数が増えてくれば気にしないでいいケド、導入後1週間はダニ剤・気門封鎖剤は使わない方が賢明ダヨ
(あーそうそう、研修会とか行くと猜疑心の塊みたいなのが「気門封鎖で天敵も死ぬんじゃないのか」って聞くけどさぁ)
(それで天敵が壊滅すんならハダニも封殺出来るんじゃねーの?出来ないならカブリダニだけ全滅するワケないっしょ??)
同様に、葉掻きなんかも導入後しばらくは禁止
葉っぱに住み着いてハダニを捕食するんだから、理由は説明するまでもないよね^^;
2つ目に、湿度は出来るだけ高く保つコト
ハダニ類が乾燥条件を好むのに対して、カブリダニ類は高湿度を好むって特徴があるのな
実際に、ミヤコバ○カーは密閉性の高いケースに保湿剤を入れてるしネ
…ま、ハウス内の湿度なんてコントロールする方法は少ないんだけど(- -;
3つ目は、温度をなるべく高めにするコト
捕食対象のハダニも温度が高い方が産卵サイクルが早まる様に、カブリダニも暖かい方が増殖速度は上がるヨ
で、12月以降の低温期にはハダニは普通に増殖するのに対して、カブリダニはそのスピードが鈍ってしまうのな
そうなるとハダニ優位になってしまうので、なるべくハウス内の温度は高めに保つのが重要ダネ
最後…天敵っても食事してるだけなんだから、効果が出るまで座して待て!文句なんざぁ言うな!!
コレが一番大事、あくまでも肉食性ダニの捕食を利用してる事を忘れてはならないヨ?
天敵の数が少ない内は効きが分からなくて当然、ハダニの個体数が多い内は少ない天敵では食べきれないからネ
てか、何匹か吸汁したカブリダニは体がパンパンに膨れまして…お腹一杯なのにそれ以上食べるワケないでしょ;
だからこそ、天敵は個体数を増やしてナンボなのな
それなりに増殖すれば効果が出てくるんだから、それまでは待ちの一手で見守るのが重要ダヨ
と、最低限覚えておくのはこの程度かねぇ
何も難しいコトは無いよね、寧ろ手を入れ過ぎない…手抜きをするのが大事(笑)
手を入れるとすれば…ちょこちょこと葉裏を見て、天敵がどの程度動いているか確認する程度ダネ
後は感覚を覚えるしかないし、アタシはこの程度しか言えないな^^;
さーて…いい加減疲れてきたし、もうこの辺で失礼しますかねぇ
いやホント、流石に生き物を増やし過ぎたな…
魚×計測不能、レオパ×7、ヘビ×12、ハイナン1ペア
…あ!最近冷凍マウスの消費が激しいと思ったらヘビが10匹超えてたのな^^;
そろそろ確定申告やレオパのクーリングもしないとだしなー…時間が欲しい
もういい加減ダイオラマ魔法球とか開発されてもいいと思う今日この頃…
いや駄目だ、魔法って付いてる時点で無理ゲーだわコレ
ならばドクに頼むしかないな…1.21ジゴワットの電力をもってばっくとぅざふゅーちゃーするしか!!
…いかん、もう夜中なんで頭オカシくなってるわー(これ事務所で書いてる時点でPM10時過ぎ)
もう帰って寝るか、ごはんイラナイ…ただ寝たい
それじゃぁ…おやすみなさいノ
…Zzz…Zz…z