あー、こんちわ~(-0-)/
さて、タイトルの通りですが、いろいろ書いてから気が付いたんスけど、イチゴの見分け方とかは書いたケド…イチゴそのものについては書いてないんですネ
てなワケで、そもそもイチゴってなんですの?というお話でも…
一般的な栽培品種は、交配されたオランダイチゴと呼ばれるモノになりますねえ
バージニアイチゴ(Fragaria virginiana) とチリイチゴ(Fragaria chiloensis)の交雑種だそうで、まあ、どちらもアメリカ大陸のモノですよネ
そもそも、コロンブスが新大陸に到達した成果といえば、植民地の確保と新種の動植物の発見ですしねぇ;
てーか、イチゴ・ジャガイモなんかは、観賞用の花卉扱いでヨーロッパに持ってこられたんスよねえ
他にも、トマト・トウモロコシ・タバコ・コカイン・梅毒なんかも持ち帰ってるんスよね^^;
栽培について考えたことのない人だと知らない人もいますケド、大体の植物って改良品種だったりしますヨ
まあ、それについては細かくなるんで、今度にして…
ん~、ジャガイモなんかは馴染みが深いですよね~育ててもとても強健なんスよねえ
ただ、、植物病理学研究室にいた身としては、アイルランドジャガイモ飢饉(Irish Potato Famine)の話はしときたいんスよね~
アメリカ大陸から、花としてヨーロッパに持ち込まれたジャガイモやイチゴは、食用にできそうだってコトで、交配させて食用に適する種が出回るようになったんですケド…
交易を進めていくうちに、ジャガイモに感染する病原菌も持ってきてしまったんスよね
んで、ある年のコト、アイルランドでそのジャガイモ疫病が大発生して、大量の餓死者が出る事態になった事件ですねえ
ジャガイモ以外のモノ食べれば?ってのはフランスに嫁いだマリーさんみたいに怒られますヨ~
そもそも、アイルランドってドコにあるんでしょうか?
イギリスの左隣の島ですよネ、一応書いときますが;
んで、イギリスの食事がマズイって噂は有名ですが、理由はどうでしょうか?
考察するのに、もう一つ有名な事項でも…霧の街ロンドンってのも有名ですよネ
勘のイイ人ならお分かりカモですが、そう、日照時間が短い+湿度が高いんスよね
統計データ見ると、気温はそう日本と変わらないんですが、曇りの日が多い
んで、湿度が高い、年中80~90%以上の湿度があるなんて…
晴れたり、曇ったりって天気が多くて、湿度が高い…そりゃあ霧も出ますよねえ
あー、で、この条件だと何が困るのかですよネ
ぶっちゃけ、野菜作りには地獄の環境デスよ;;
ただでさえ、日照時間が短くて生育が遅いのに、高湿度…つまり、病害が発生しやすい条件なんですヨ
まあ、虫害は少ないカモですが、病気のが厄介なんスよねえ
今でも、対策を誤れば全滅の危険性があるので、当時はまあ、大変だったかと…
そんなこんなで、イギリスでは野菜が育てづらいんスね
現代でも、輸入されたパック野菜が使われてますしネ
そんな条件の中、ジャガイモってのは強いし、省スペースで量が取れるんで、普及したワケでして…
他の野菜が簡単に手に入る状況じゃなかったんスよねぇ
あー、あと、被害が酷くなった理由の一つですけど、当時アイルランドを植民地化していたイギリスが、大飢饉の起きてるアイルランドからジャガイモを輸出させてたコトも大きな理由なんスよねえ
世界恐慌時のブロック政策然り、この遺恨然り、アイルランドの方は紳士の国をどう見ているのか気になるトコですね;
おっと、話を広げすぎましたかネ
イチゴに戻りまして、もともとアメリカ大陸から持ってこられたイチゴは、日本古来の植物と似た性質を持ってますヨ
春化作用(バーナリゼーション)ってヤツですね~
ほら、桜って必ず春先に咲くでしょ?(秋にも咲く十月桜なんかのコトは言わないでネ)
アレは、この原理でして、日照が短くて寒にあたった状態から、日照が伸びて温度が上がってくると、出蕾を始める作用のコトですヨ
てーコトは、屋外でイチゴを栽培するんなら、春になるまでは花も実も期待できないんスよね
それどころか、生育の良くない冬場に肥料をやれば、病害の発生確率は上がりますわねえ
ま、イチゴだとツルが伸びる状態から、花芽が出る状態に遷移するコトを、花芽分化って言いますが…
ランナーの写真(イチゴのツル)
自然条件下と違って、ハウス栽培だと無理やり冬場に収穫しないといけないので、アタシらは花芽分化を促すために、低温・短日・低窒素の3つをイチゴの苗に経験させますネ
んで、花芽が出たコトを確認してから、肥料を増やすワケですヨ
タイトルにも書きましたケド、アタシの育ててる品種を聞いても、育て方次第でモノは変わるんスから、品種だけ聞いてナニがしたいんですかね?
他で買うときの参考?章姫だろうと、さがほのかだろうと、あまおうでも、出荷用のは白い部分が多いうちに摘んでますんで、味は微妙デスヨネー^^;
紅ほっぺでも、しっかり育てるとデカくなりますしねえ…品種特性なんかは参考程度ですヨ
ま、イチゴは1つの株でもそう果ごとに違う遺伝特性を持ちますし、いろんな花粉との交配で、多種多様な交配種ができますから、章姫っていっても、変な特徴を持つ場合もありますわネ
あー、まじめな話だと疲れますよネ^^;
品種とか交雑ついでに、魚の話でも…
え~、アマゾンなんかの南米産熱帯魚はあんまり得意ではないんスけど、このコはつい買ってきました!
コリドラス界のシムラさん…コリドラスシムラートゥス(Corydoras simulatus)さんです
ちゃんとしたラテン語なんスけど…名前がイイですね~
以前のブログで書いたラテン語に、シミリス=similis(類似した)があったと思うのですが、simulatusも似たような意味でして、格変化前のは…simulateだったか…「真似した」とか、「偽った」って意味ですね~
なんか、志村サンと奇跡的な類似が^^
あ、simulamen(マネ・模倣)って単語もありますヨ(笑)
因みに、コリドラスにはダイジョウブダエ(Not学名)もいますよネ!
誰か新品種でもブリードしてCorydoras daffundaeとかdamedakoryaeとか付けてくれないかな~^^
ふざけてないヨ、学名ってのはその生物の特性・特徴からつけられるのが主だからネ
タラコ唇の魚ならdamedakoryaeでもいいじゃないのサ!(まあ、そうゆうのはlabiatus=唇って付けられてますケド;; ロボキロテス ラビアートゥスとかアンフィロフス ラビアートゥスとかですネ)
まあ、新種発見となると、アフリカがまだまだ期待できそうですケド…
いまだに紛争地帯が多いからなあ…民族紛争と宗教戦争だから、支援で解決ってのも無理っぽいスよね~(- -;)
湖の面積が世界6位のタンガニイカ湖なんかにいる魚はアタシの好みですし、ココは最大水深が世界2位なんで、深場には知らない種がいそうですし、南北方向に長く伸びているので、地域特変も多いワケでして…(以下略)
ヴィクトリア湖なんかはアフリカ最大面積の湖で、固有種もたくさんいたんですがねぇ…「ダーウィンの箱庭」に後先考えずバラムンディなんか入れるから、「ダーウィンの悪夢」なんて映画がつくられる位に固有種が捕食されてしまって;;(バラムンディ=ナイルパーチは欧羅巴のヒトが食用として入れたんですがねぇ…ま、日本にも白身魚として輸入されてる有用な魚ではありますがネ)
なんとか、生き残りを保護・繁殖させて貰いたいもんスね~
河川でも、クロス川水系なんかは2000年代に新種が見つかってましたし、ナイル川水系も長いですしねえ(ナイルワニがいるケド;;)
あ~、行ってみたい…というか、研究したい(仕事にならないでしょうケド^^;)
でも、お金がすごくナイ o…rz
老後の楽しみにでもしますかね…40年は後だな(- -;)
さて、アフリカ各国の平和と安定を祈りつつ(半分は私欲)遁走しますヨ |Д´)ノ 》 ジャ、マタ