2020年1月5日 日曜日 植物について(主に熱帯植物)

オーストラリアの草は珍しいのに産地が無い(´・ω・`)

さて、年が明けたみたいですがアタシにゃどーでもいい事ダネ

別に何が変わるわけでも無いし、のんべんだらりと生きるだけよね

てー訳で、今日はオーストラリア…?の草

まぁ、あそこら辺の草でも載せときますわね

 

 

 

 

 

 

クリナム・ペドゥンクラータムの名前で買ったものがコチラ

crinum pedunculatum

これは…言語学に強い人なら名前で想像出来るかも知れんね

クリナムの部分はギリシア語で「百合」(crinon=lily)

ペドゥンクラートゥムの部分はラテン語…てか英語(peduncle)でもほぼ同じ「花梗・茎」

つまりは、茎の長い(或いは太い)百合みたいな植物…と名付けたかった訳ダネ

実際、現地の写真なんかを見るとかなり大型の球根植物なのが分かる^^;

あ、分類はユリ科(Liliaceae)では無くヒガンバナ科(Amaryllidaceae)なんで注意

まー、花を見ると分かり易く彼岸花に似てるからナ

(てことは…試す気無いケド、アルカロイド系毒素を持ってる可能性もあるナ)

 

分布域はそれなりで、オーストラリア東海岸に沿って小川やら感潮域に生えてたり、ニューギニア島・太平洋諸島にも分布している模様

(感潮域・・・潮の干満によって影響を受け、水位・流れが変動する水域)

ふむ、多少は耐塩性がありそうな感じ…てか思いっきり海岸線に植わってるわコレ

ただでさえ地植えなら2m以上になる上、半日蔭や霜にも耐え、排水性の悪い粘土質土壌でもおk…やたら強いな

まぁ、クリナム・アクアティカも水草としては丈夫だし、そういうモンなんかね^^;

…てかコレ、オーストラリアの草でもあるケド、ポリネシアかミクロネシアから入って来たんかね?

問屋で産地表記無かったらしいし、輸出入の規制が緩いトコから来たんかもしれんナ

 

 

それと、マルシレア・ドラモンディとか調子いいネ

Marsilea drummondii

属名はイタリアの植物学者marsigli氏に敬意を表して付けられ、種名はオーストラリアの植物学者drummond氏の名前を冠しているみたいネ

英語のサイトしか無いケド情報は豊富、調べてみると面白い植物ダヨ

植物としては田字草(ウォータークローバー)と同じ仲間なんで、水生~湿生のシダ植物だぁね

んで、やたら間延びしてると思うんスけど

現地では「この状態」だと、水中に根を張って葉っぱは水上に浮かしとく、って植生をとるみたいですネ

ただまぁ、原生地は基本乾燥地帯なのが面白い所^^;

雨や洪水なんかの湿度変化によって発芽トリガーが起動するタイプらしいんで、「この状態」は向こうの雨季にとる形態ってコトだぁね

そんで、水が引くのに伴って胞子形成が始まり、胞子を入れて保護するカプセルを生成

この胞子カプセルが流されて、乾燥しひび割れた泥土のクラックに落ちてまた発芽を待つ

…なんとこの休眠状態だと、乾燥環境で20~30年も休眠出来るらしいスよΣ(・□・;)

いやはや、なんとも面白い植物だコト、これは堪らんナ

そんな増殖形態だからか分布域も広く、オーストラリア全域~タスマニア島でも見られる模様

一応、クイーンズランド州やビクトリア州と言った南東部で特に多いみたいネ

…もっと個体数が殖えれば、乾燥させて子実体を形成するか確認出来んのに、実に残念ダヨ

ここら辺は中々に珍草だし、なんとか増殖させないとナ

レオパもクーリング時期に入ったし、仕事以外でも忙しいねぇ

 

ま、ぼちぼちいこか、という所で終わっとくかねぇ

んでわ失礼ノシ

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