さぁてと、あの暑かった植え付けの後一月程度で最低気温が10℃を切る程になるとはネ
生物のいない事務所は寒くてしょうがないヨ^^;
そんで、今年のイチゴ狩りについて予約受付を始めましたんで宜しくです
予定通りに12月19日(土曜日)からですね
直売も同じ日からですケド、その時期だと特大~取れて大サイズまでなのでご注意を
(取り始めに小さいイチゴとか出荷用以外には無いからね;)
それから、COVID-19については知多半島の高設栽培研究会で一律の対策を取る事にしてますのでHPに記載しました
取りあえず、そちらはブログの方に書いて先頭に固定しといたんでご覧下さいませ
https://www.akari-15.jp/archives/3982
と言うかここにリンク張っときますし、なんなら予約カレンダーにも書いときましたのでご確認の方お願いしますヨ
んで、現在のイチゴはこんなもん↓
少し小さく見えるかもしれんケド、間延びしていない分良いとも言える
去年までは植え付け後に台風やら1週間以上曇天続きとかあったし、本来こんなもんだと思うヨ
ランナーも太いのがどんどん出てるし、脇芽もやたら出てるし…処理が大変;
肥料の吸いあげもかなり良い感じだもんで、根張りについても問題無しってトコか
不時出蕾による植え替えは1%以下だし、さして影響無いカナ?
ミツバチも導入から1週間位で訪花を始めたしナ
そういや…今年はやたらと病害虫が少ないな
カブリダニ2種の天敵農薬を入れたものの、ハダニなんか元から全然いないし^^;
むさかった割に炭疽病も出さずに済んだし、うどん粉病も植え付け前後の薬散で抑えられたみたいだしねぇ
アブラムシ・アザミウマも今のところ見てないナ
出てるのはチョウ目害虫だけか…コッチは今年多発傾向にあるから気を付けないとネ
と、イチゴの生育状態はこの位でいいか
この間話した植物に必要な必須元素についてやるかねぇ
長々話してもアレだし、取りあえず周期表2族の元素だけにしとくかナ
Mg…マグネシウム
原子番号12番、原子量は約24.3
ベリリウム(Be)と共にアルカリ土類金属じゃない周期表2族の元素だぁね
豆腐を固めるにがりでもあるし、肥料としては苦土石灰の苦土(苦土石灰とか)だし
なにより…水素~第4周期の2族までは中学から散々やってるから有名だよネ
後、マグネシウムの名はマグネシアで採掘された鉱石から発見された事に因むナ
Mg欠乏症としては、葉脈間の黄化(クロローシス)だったり黒色斑点形成だったりと植物によって異なるナ
イチゴだと後者なんだけど…普通に育ててればまぁ出ない^^;
んで、過剰症についても見た事無い
葉脈間の黄化とか根の活性低下を引き起こすらしいケド…余程アホな施肥しなけりゃ出ないだろコレ;
そもそも人体にでさえ影響少ない金属元素だし…歯磨き粉の研磨剤とか便秘薬だもんねぇ
Ca…カルシウム
原子番号20番、原子量約40.08
コッチはストロンチウム(Sr)やバリウム(Ba)と同じく、2族のアルカリ土類金属になる方ダネ
骨や歯の原料なのは勿論の事、コンクリ・セメントの原材料だったり大理石や石灰石の主成分でもあるヨ
てか…カルサイト(方解石)やアラゴナイト(霰石)も炭酸カルシウム(CaCO3)が主成分だしナ
貝殻や卵の殻(鶏とか)もそうだし、炭酸カルシウムって色んな形態があるから面白いネ
因みに…小・中学生の時にやったかも知れんケド
貝殻を塩酸にぶち込むと泡を吹きながら溶けていって面白い^^;
(アタシは科学部の知り合いに誘われてやったケド…今になって考えて見れば)
(CaCO3+2HCl→CaCl2+H2O+CO2 となって、ブクブクと二酸化炭素が発生してたってコトか)
しかしまぁ、炭酸カルシウムはやたら建材に利用されてるのもまた面白いよねぇ
ピラミッド(石灰岩)→パルテノン神殿(大理石)→鉄筋コンクリートの一軒家(セメント…石灰とか色々)
こうやって見ると、ニンゲンってのは骨子が変わらんのだねぇ…とか思ったりするよね^^;
ま、そんな事は置いといて…と
植物だと、このカルシウムは欠乏症が起き易いんで注意が必要ダナ
って言うのも、カルシウムは植物体内での移動が遅いのよね
日に○mmって単位でしか動かないから、欠乏症が出てからの対処だと手遅れになるのダヨ
下みたく、新葉の葉縁から出る朝露が白い結晶を残すのが丁度良い位だぁね
(古くなった葉はあんまし移動しないのかCa出ないね)
んで、Caが足りないと葉縁が褐変~壊死するナ
古葉なんかは栄養自体が行きにくいから特に顕著だけど、新葉で出ると良くないねぇ
その状態からカルシウム施用しても、根から葉への移動に1週間はかかると思った方がいいネ
後は、イチゴだと花芽の形成不良なんかも引き起こした筈
逆に、過剰症は高設栽培ではまず見ない
…てか、意図的にやらかさないと出ないヨ
んー…例えばだけど、500倍希釈で施用する筈のCaを主成分とする液肥を原液で流すとかネ(笑)
土耕は知らん、苦土石灰の入れ過ぎでなるのかもしれんが…んなおバカさんはいないと信じたい
一応、書籍にある過剰症の症状としては、葉縁の枯れと褐色小斑点の形成なんだ…とか?
しつこく重ねて言うケド、Caは欠乏し易いモノであって過剰症なんて真面な管理してたら出さんがネ(- -;
さてと、今回はこんなもんにしとくかね
レオパやらゴニや、オリジアスなんかの稚魚を世話しないとだしナ
レオパだけでこんだk…いや、これ以降に産まれたコもいるから更に10匹はいるのか;
ゴニはイエントが3匹にクワンシー2匹…リボとカットバは今年無理だったから残念ダヨ
オリジアス・マタネンシスは最終的に8匹しか残んなかったのが無念…まだまだ実力不足と言う事か
ま、ここら辺はまた追々話そうかね
てな感じで…今回は失礼しますヨ
んじゃノシ