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2015年2月21日 土曜日 いちごについて, お知らせ

昨日、風立ちぬを見て、ふと思いついたので…

こんにちは~です。

題名だけではナニを書くか判らない感じではじめさせて頂きますヨ。

アタシは戦争に関して触れている作品が大キライなので、今まで見てこなかったのですが、初めて宮崎監督の「風立ちぬ」をテレビで拝見しました。

なるほど、面白いですねえ…まあ、白人種との小競り合いとかはやはり見たくないのですが(- -;)

それでですね、作中の人たちがやたらタバコ吸っているのが印象的だな~と思ったわけです。

ん~、まだ農業とつながりませんよねえ。

では、もう少し細かく掘り下げましょう!

みなさんご存じかと思いますが、タバコの主成分(有害ですが)はニコチンとタールですよね。

んで、このニコチンてのは古くから農薬に利用されているモノなんですヨ。

ニコチノイド系農薬ってヤツです。ま、現在は毒性の低いネオニコチノイド系農薬が一般的ですが。

コイツはなかなかに曲者でして、モノによってはミツバチなんかの有用昆虫にも毒性を発揮するってコトで問題視されるのです。

ただ、まあ、批判的なコトいう人はどうも科学的根拠の提示が苦手なのか、感情的なのか、しっかりとしたデータを出してくれないのがねえ…

外国での規制についても、「この農薬を使いだしたらミツバチがいなくなった」程度の話しかないですし…子供じゃないんだから。

以前に使っていた化学物質が残留していた可能性もあるし、使用者が適切な使い方してたのかも疑問ですよネ。

規制かけた後でもミツバチの大量失踪が起きているのだから他の要因も考えるべきだと思うのですが、つまり、環境要因(気候変動や生物分布など)も考えられるし、生き物については複合要因の可能性もあるワケでして、一概には言えないハズなのですがネ。

まあ、ミツバチの失踪事件という通り、肝心のミツバチの死骸が出てこないので厄介なのですが…てか、コレが原因特定できない要因ですかね。

死骸があれば多少は類推できるのですが、なにせ被害者がいない。いつの間にかいなくなる。

せいぜい、使用農薬と環境条件くらいしか判らないのでは、「恐らく~かな」程度しか言えない、そのハズ。(金〇一とかコ〇ンとかにでも解決してほしいものです)

あ、そういえばですが、たまに「なんでミツバチ飼ってるの?」って聞かれるのでお答えしときましょう。

ミツバチ 受粉中写真の中央付近、白い花の上にいるのが、お仕事中のミツバチ君(労働の対価は”代用花粉と砂糖水”)です。

ナニしてるのかって言うと、「イチゴの受粉」を手伝ってくれているのです。

コレがないとイチゴの実はちゃんとできませんので、頭が上がりませんヨ。(^^;)

ちなみに、受粉できているかどうかは花を見れば判ります。

 

 

イチゴの花 花粉アリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このコが受粉前の花です。

全体的に黄色いかと思います。

イチゴの花 花粉ナシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 んで、こっちの子が受粉後の花です。

よく見ると、花弁の一つ内側にある雄しべが褐色になっていますよ。ミツバチ君が花粉を集めてくれたというコトですネ。

ちなみに、ミツバチ君がビニルハウス内を全体的に飛び回ってくれるので、自家受粉にならずにしっかりとした実ができるわけで…

ん、そういえば、ミツバチも同じコロニー内でばかり交配が繰り返されていたら、遺伝的多様性が失われて異常が起こりやすくなるのでは?(まあ、ミツバチは閉鎖環境でも近親交配になりにくい性質を持っているのですが…やはり限界があるのかも? ここでは長くなるので割愛しますが)

植物の受粉について書きますと、風に運んでもらう「風媒花」と、虫に運んでもらう「虫媒花」がありますよね。人に話すと「へ~」って言われるのですが、オカシイな?小学校だか中学校で習ったハズなんですけどネ!

マツとかイチョウなんかは風媒花の代表格で(地味で花のイメージの無いモノが多いワケでして)、紛らわしいのはタンポポですが、アレは受粉後の種子がフワフワ飛んでるだけなので、虫媒花ですねえ。

え~と、だいぶ脱線したような気が…なんの話から入ったんでしたっけ?

ああ、そうだ、タバコのコトからでしたね!-y( ´Д`)。o〇

作中とは言え、あんなにタバコ吸っていたら彼の健康状態が心配になりますよね(‐‐:)

ニコチンもタールもなんですが、毒性試験すると青酸カリより毒性が高いワケでして(急性毒性の話ですが)…依存性も高いですしねえ。

まあ、タバコで気持ち良くなる原理は簡潔に言うと…麻薬とおんなじなんですが(ある種の麻薬とは真逆の作用だったり)、え~と、「肺に吸い込まれたニコチンは血中から脳内に侵入して、神経伝達物質を感知するレセプターに結合してドーパミンを出させて快楽を得る」という作用機構(ホントはもっと細かく書きたいですが…)になりますね。

単純に言えば、「脳が楽しいと感じたから気持ちいい」のではなく、「脳に気持ちよくなる物質を出せ!っていう物質を取り込んでいる」のですね。

うん、まあ、他人に害が無ければ好きにやってろと思いますけど…周りに迷惑かける(臭い+タール他に発がん性アリ)のはどうかとおもいますがネ!

あ~、そろそろ長話が過ぎますかねえ?

薬物みたいな化学物質は話し始めると長くなるんでアレですけど…個人的に好きなので書いていきたいな~と。ま、アタシは高校時代には文系でしたけどネ(笑)

そろそろ学生諸君の受験やらテストやらも落ち着く季節!

暇つぶしにイチゴ狩りでもどうですか?

って繋げたトコロで、今回は失礼します~ (^^)ノシ

 

 

 

2015年2月17日 火曜日 いちごについて, お知らせ

中部国際空港(セントレア)ができて10年になるそうで…

久しぶりの更新ですいません^^;

ただでさえ忙しいのに、カクテイシンコクとかいう奴に追われる日々デス;;

さて、タイトルにある通りなんですが、本日2・17にセントレアが開港10周年を迎えたそうですね。 まあ、常滑市民なのに今朝のニュースで知ったわけですけども…

常滑市に住んでいるともっと宣伝すればいいのになあ、と思うことが多いですねえ。せっかく親善大使になってくれた99のやべっちとかイベントに呼んだら良いのにとか、

常滑焼の職人さんだって、伝統工芸士の人が常滑焼祭りで普通に直売しているのですが…アタシも買ってから名刺貰ってビックリですよ。

あんまり、大々的にアピールしたがらないのが常滑市の特色なんですかねぇ…まあ、美徳ということにして、イチゴの話でもしましょうかね。

先日来ていただいたお客さんに聞かれたのですが、「小さくて赤いイチゴって、放っておくと大きくなるの?」とのことですが、 お答えしますと、大きさは緑色の段階でもほぼ決まっていますので、赤くなったイチゴはもう大きくなりませんヨ。

もっと詳しく言うと、イチゴの大きさ≠果実重量はそう果(黄色いつぶつぶ)の数が多いほど上がります。

イメージしづらい?ですよねぇ、参考書みたく書くとこうなりますネ。

では、写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上段、4つのイチゴをよく見ると、大きさは違うのにつぶつぶの間隔は同じくらいに見えませんか?

 

対して、下段の2粒はつぶつぶが密集していて間隔が狭いように見えますよね、おそらく見えるハズです!

「そう果(つぶつぶ)の大きさ・間隔は変わらないように見えるのに果実の大きさは異なる…」

 

つまり、「大きな実ほどそう果(つぶつぶ)を多く持っている」という事なんです。

なんで、下段イチゴはつぶつぶが上のイチゴと同じくらいの間隔になるまでは大きくなります。

だから、イチゴってのは大きい実になるか、小さい実になるかが、緑のうちから想定できるわけですネ。

こんなことは栽培してみないと気付かないですよね^^;

さてと、他にもいろいろ書きたいですが、ダラダラするのもナンですし、次の機会にいたしましょうか。

まあ、仕事に追われて時間が足りないんですが;;

誰か精神と時の部屋とか修練の門作ってくれないもんですかねぇ?

まあ、自分で加速装置とかデ〇ルトリガー(DmC版)使えとかはナシの方向で!

あ、最後の方は興味なければスルーして下さいネ!

でわでわ〰(- -)ノシ

 

 

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