月別アーカイブ :
2015年5月
2015年5月23日 土曜日 お知らせ, 化学に関連する話
こんちわ~^^ノ
犯行が明らかになってから大分経ちましたが、なんか、タリウム使った事件があったそうですねぇ
まあ、正確には用いたのは硝酸or硫酸タリウムでしょうケド...(- -;)
さてと...んで、タリウムってナニ?って話なんですが
元素として言うなら、元素番号81番・原子量204.4で、13族なんで原子価は3ってトコっスかね...あー、B(ホウ素)以外の13族は土類金属(鉱物中に含まれるからネ)って呼ばれるから土類金属の一種ってのもアリかね~

語源は上の通りで、重金属ですネ
重金属ってーと、なんか有害なイメージがあるかと思いますが、コレも誤った情報伝達ですよねぇ
重金属ってのは比重が4~5以上の金属元素全般なんスよね
駄菓子菓子、金でも銀でも、銅でも鉛でも、亜鉛でもクロムでも重金属なんですが、金とか銀、パラジウムみたいな貴金属(precious metal)と、その他の卑金属(base metal)って細分化されますし(貴金属・卑金属の分け方は何通りかあるんスけど^^;)、どうも、危険なモノがよく取り上げられますねぇ
んで、タリウムはと言うと...まあ、危険性の高い重金属ですヨ^^b
化合物として、硫酸タリウムや硝酸タリウムは殺鼠剤として使われていましたし、酢酸タリウムなんかは、毛髪を形成するケラチンの生成を阻害する作用から、脱毛剤にもなっていたそうで...致死量1gのモノ使ってるんスけどネ;
「脱毛+タリウム」=「蒼ざめた馬」 となる人もいるカナ?
あ、アタシは「タリウム+事件」=「グレアム・ヤング」ってなる人ですヨ
んで、「蒼ざめた馬」は推理小説ですネ
ほら、阿笠博s アガサ・クリスティーのミステリー小説なんスけど、ガイシャの毛髪が抜けている描写なんかがありまして...ネタバレになるんで、あんま語らない方がいいですよネ?
まあ、タリウムってのは毒物として見ると優秀な(?)モノなんスよね
無味無臭で吸収されるのが早い上に、症状がゆっくり進行する...なんで、はたから見ると他の病気と誤認されやすいんスよねぇ
体内に吸収されたタリウムは全身の臓器に周って、体内のカリウムと置き換わって、酵素の活動やタンパクの合成を阻害してしまうので、毒性を発揮するんスけど...
その症状が紛らわしくて、嘔吐や頭痛、腹痛、筋肉痛に始まり、知覚・運動機能に障害が出て、けいれんや呼吸麻痺、昏倒といった具合に重症化して、他にも脱毛やら腎障害を引き起こすので、医者が判断を誤るケースがあるんスよね;;
青酸カリみたいにアーモンド臭もしなければ、テトロドトキシンみたいな即効性もない、ゆっくり衰弱するもんだから判別しづらい...
上記の症状で、前の方にある症状なんかは風邪や胃腸炎なんかと似ているし、重篤化しても、脳卒中とかてんかん...etc と間違えられやすいですネ
まあ、医者にせよ、患者にせよ、まさか毒を盛られてるとは思わないでしょうからね...
んで、今回の事件だと、被害者に視覚障害や運動機能低下、脱毛がみられたみたいっスから、重症化してる=タリウムが摂取されてから2~4週は適切な処置が取られなかったと考えられますネ
早期に毒物を疑っていれば、胃洗浄して胃の内容物を除去し、プルシアンブルーの投与によってタリウムとプルシンブルーを結合させるコトで吸収を抑制し、塩化カリウムを投与してタリウムの排出を促す...といった措置も取れて、重症化は避けられたハズなのに、残念でなりません...
前例もあるから残念なんスよね、題名に書いた事件(2005年に女子生徒が母親にタリウムを盛った事件)とか、前述のグレアム・ヤング(タリウムによって親族や会社の同僚を殺害した犯人)とか...
両名、ともに毒物・科学実験に異常な偏愛があったみたいですが(被害者の衰弱の様子を細かく記録していたり、アンチモンなどの毒物も所持していたりネ)、今回の事件で逮捕された少女は殺人衝動(行動か?)も含みますので、若干は毛色が違うと考えられますかネ
つか、せっかくの科学知識を悪用するなっての!
ゴルアァ (ノ`Д´)ノ彡┻━┻
あー、んで、コレで殺人が出来るか?ってコトなら、バレるから止め給えヨって言いますねぇ
死体あるトコロに完全犯罪は無いワケでして、重金属は体内に蓄積されて症状を表すので、尿検査したり、頭髪(人間は重金属を頭髪に溜めて、排出しようとするんだとか)を調べればすぐに解るのですヨ!
てーか、販売してる薬局とかがきっちり管理しろってーの(- -;)
本来なら未成年に販売しちゃイケナイし、そもそも、工業用・実験用以外に使わないんだから、個人所有を禁止して、会社・団体にしか販売出来ないようにすりゃあいいのにサ!
(...グレアム・ヤングは一回目に逮捕されてからの出所後、写真のレンズ製造にタリウムが用いられるのを知っていたから、そーゆートコに就職してまーた事件を起こしたんスから、科学犯罪に関しては、出所後の管理も重要でしょうケド)
因みに、有名な毒物であるテトロドトキシンなんかは、ナトリウムチャンネルに結合して遮断、神経伝達を阻害するので、摂取後すぐに呼吸困難なんかの症状が出ますヨ
他にも、トリカブトに含まれるアコニチンになると、反対にナトリウムチャンネルを開きっぱなしにしてナトリウムイオンを流出させ続け、結果、アセチルコリン(神経伝達物質)が放出されないので電気信号が正常に送られない状態になって、けいれん・嘔吐・血圧低下・呼吸麻痺を引き起こしますネ
あ、上記2つは「神経毒」で即効性(神経毒の多くは即効性ですネ)ですが、話にあげたタリウムや、カドミウムなんかは「細胞毒」(神経毒、細胞毒、血液毒は毒の作用による分類なんで、一般には「動物毒・植物毒」とか「鉱物毒」のがいいカモ)ですヨ
「鉱物毒」ってーと、メチル水銀による水俣病とか、カドミウムによるイタイイタイ病だネ

上の図は、まあ...流して読んで下さいな^^;
割と有名ドコを列挙したつもりですが、微生物毒は菌の名前を言った方が判るカナ?
「アフラトキシン=アスペルギルス・フラブス」(イギリスに於ける七面鳥大量死の原因で、豆類に発生するカビ)
学名の Aspergillus flavus の頭文字から、アフラトキシン...アフラ・マズダとかアンリ・マユ(ゾロアスター教)は関係ないゾ!
それと、flavusは黄色・金色の意味だあね
「ボツリヌストキシン=ボツリヌス菌」(botulus=腸詰っていうラテン語から判る通り、ハムやソーセージで食中毒を引き起こす菌っスね)
いや、日本だとカラシレンコンで有名になったか...嫌気性菌なんで、酸素が無い状態になると増殖するワケで...
尚、乳幼児にハチミツを食べさせてはイケナイ理由もコイツだゾ!
成人は大丈夫なんスけど、ハチミツにはボツリヌス菌が高確率でいるので、腸内細菌が未熟な幼児に食べさせると、食中毒になってしまうんスよね~
あ、美容関係で聞くボトックスや、筋肉を弛緩させる医薬品には、無害化したボツリヌストキシンが使われてますヨ
「テタヌストキシン=破傷風菌」(テタヌスが破傷風=筋肉の痙攣とかのコトで、土壌中に偏在する菌ですネ)
ほら、一昔かもっと前に、公園の砂場を「汚物は消毒だー!」みたく滅菌してたでしょ?
あのアホ行動は、破傷風菌に対するホロコーストだったんスよね^^;
ま、熱に強い菌だから、撒くなら弱点のホルムアルデヒドだけど、表面に散布する位じゃ死なないしねぇ
ビビリ過ぎも考えモノってゆーか、いまだにCMでまな板なんかの菌を繁殖させるヤツがあるし(笑)
ぶっちゃけてしまうと、実験用のクリーンベンチ内(菌体の培養とかで使用する、中をほぼ無菌状態にするブース)ですら、下手な内は空気中の菌の入り込みがあるんだから、室内でただシャーレを押し付けるなんてしたら、空気中の菌が大量に培養されるってーの ┐(´д`)┌
えーと...話を戻して、破傷風菌は神経を逆行する性質がありまして、進行速度は75mm/dayとかゆっくりなんですが、血清やワクチンはありますヨ
ただし、感染後に血清が効くのは、毒素が脊髄の神経細胞に到達するまでですネ
ま、怖けりゃ、ワクチンを予防接種しとけって話ですヨ!
あぁ、毒の話になると熱くなってイケナイなぁ...最早、タリウム関係ないし(笑)
てなコトで、今日はこんなトコにして、またね~ ^^ノシ です
2015年5月10日 日曜日 お知らせ, 化学に関連する話
さてと、母の日が近くなると花屋に行きづらいので困るんですがねぇ^^;
この時期はアジサイとかカーネーションばっかり売ってますケド…品種改良が盛んでいいスね~
んで、バラ・カーネーション・キク類は三大花卉と呼ばれる人気種ですが、生産量が日本一なのはドコでしょうか?
↓
↓
↓
↓
↓
ま、「愛知県」なんスけどネ!
特に渥美半島が多いですが、知多半島なんかでも電照菊が盛んですね~
バラとカーネーションはお祝いで使われるのに、ナゼに菊だけは葬式とか仏花なのか…(- -;)
どれも花弁が多くて華やかなのが人気の理由なんスかねぇ…アタシは小さくてこじんまりしたのが好きですケド

サギゴケとか、手前から桃色・白色・菫色なんスけど…反射でみづらくてすんませんm( )m

あと、ジャコウソウなんかも開花してたので上げときますヨ
2.5寸のポットより小さなポットに入ってた苗が約半年でこんだけ広がりました!
さすがにハーブの仲間、強いですね~
あ、このコはタイムの仲間でして、似たのだと伊吹山にあるイブキジャコウソウなんかもありますネ
下の写真ですヨ

左から、ジャコウソウ・イブキジャコウソウ・同種の斑入りですネ
なんとか法面(畑の傾斜地)をこのコとかで埋めたいですね~(必要分を買うとなると、えらいお金かかりますので、自家増殖で^^;)
そして、母の日に多く見られるもう1つ…アジサイですヨ
お店で売っているのだと、ガクアジサイと山アジサイ、柏葉アジサイくらいですかねぇ
前者2つは日本原産なので、集めてますが…集め出すとキリがないですね~
海外で品種改良されたモノも多いガクアジサイは英語名とかファンシーな名前の品種が多くて、栽培も簡単ですし、女性向けだと思いますので、母の日なんかはコレが多いですよネ
対して、山アジサイなんかは冬の間は見るも無残なショボイ姿ですし、なんか弱弱しい印象が…
まあ、品種名が中二的日本っぽいんで集めがいがありますケド

えーと、左はガクアジサイ(ペガサスだったな…)でして、右のは山アジサイ(土佐の暁)ですネ
ガクだと「マジカル」とか「ダンスパーティー」とかありますし、山の方は「藍姫」 「桃香村」「伊予の五月雨」とか、開花しないと似たような感じですケド^^;
もう少しして、花が咲いたら画像上げますわ
それと、アジサイは学名だとハイドランジア(Hydrangea)なんスけど…この場合ラテンではなくギリシア語起源なんスよね^^;
まだ、言ってなかったんスけど、学名やら科学関連ってのは、結構ギリシア語が使われてるモノも多いんスよね;;
例えば、HydrogenとかOxygen(水および、酸を生み出すモノ)とか、エネルギーはエルゴン(仕事とか働く力だったかと…)が元ですし、原子を指すアトムなんかは、アトモス(分割できない)が語源ですねぇ… あ、もう聞きたくないスかね?
そうですねー、先回のブログに原子・分子について話すって書いたんで、少し話しますかネ
~ 化学史の基礎~
さて、原子や分子って言われて直感で理解できる人は…理系アタマの人と言うべきか、授業を聞くだけでおkですよネ!
アタシは元々が文系脳なので、そもそも「原子」「分子」ってなんなのさ?ってなるワケですね~
そこで、化学史の基礎と、ギリシア語やらラテン語の出番ですヨ
まずは順を追って、プルースト氏の「定比例の法則」に始まり、ドルトン氏が「倍数比例の法則」を発見し、同氏が倍数比例の法則から発見したのが、「ドルトンの原子説」ですネ
「定比例の法則」ってのは、「化合物を構成する元素の質量比(重さの比較)は、産地・製法に関わらず一定である」って理論ですねぇ
~ あぁ、物質の分け方は「純物質」と「混合物(2種類以上の純物質が混ざったモノ)」に分かれて、純物質はさらに、「単体(1種類の元素で構成されるモノ)」と「化合物(2種以上の元素が一定の割合で結合しているモノ)」に細分化されますヨ
単体は、水素とか、ネオンとか、アルミニウムとか、金とかの周期表に載ってるモノですネ
化合物は、CO₂(二酸化炭素)とか、H₂S(硫化水素)とか、CHCl₃(クロロホルム)とか、複数の元素を結合させたモノなんで、上げるとキリがないですヨ
混合物と言うと、例えば、海水はH₂O(水)にNaCl(塩化ナトリウム)や、各種ミネラル、少量ですが金とか銀も溶け込んでいるので、混合物ですネ
他にも、空気はN₂(窒素)、O₂(酸素)、CO₂(二酸化炭素)、Ar₂(アルゴン)なんかの混合物で、化合物との違いは、結合しているorただ混ざっているってコトですかネ ~
図にするとこんな感じネ!

んで、質量比が一定ってのはですね…
例えば、H₂Oならマラウィ湖みたいなアルカリ性の水でも、田沢湖みたいな酸性の水(正確には、引き入れた玉川が強酸性)でも、単離された水素と酸素の質量比は1:8になるワケですネ
なんでか?って言うと、水素の原子量は1.0で、酸素は16.0ですよね?
てーコトは、H₂OのH₂は質量が2.0で、Oは16.0となって、質量比は2:16 通分して→ 1:8 になるハズなんスよね~ってコト

あ、マラウィ湖かニアサ湖かは国によって分かれますヨ(領土問題も絡みますネ)
なんで、固有種にシノドンティス ニアサエとかいるんだゾ!
田沢湖は秋田県の湖で、近年、西湖で生き残りが発見された「クニマス」の本来の生息地だネ
発電所やら農業用水の整備とかで玉川の水を入れたみたいなんスけど、Ph1~3位の強酸性の水(玉川温泉とかの水)なんざあ入れたら...
大概の動物はPHショックで死ぬでしょ、フツー
中和作業はしているみたいスけど、今後はこんなコトが起きないようにしてほしいモノですヨ(- -;)
「倍数比例の法則」は難しい説明がされますが、端的に言えば、「2種類の元素で構成される化合物の、元素Aと元素Bの質量比は簡単な整数比になる」ってコトですかねー(まだ解りにくいカナ)
CO₂は炭素と酸素が1:2で結合していますが、当時は原子・分子なんて発見されていなかったので、質量比で検証していたんでしょうねぇ
この場合、Cは12.0でOは16.0だから、CO₂から分離された炭素と酸素の質量比は 12:32 → 3:8 になって...
さっきのH₂Oなら、1:8になるワケで、どれも端数が出ない(0.Xみたいなのは無く、割り切れる)整数比になるってコトですヨ
そして、なんで整数比になるのか?を解明したのが「原子説」ですよね~
ドルトン氏は、「物質を細かくしていった時、それ以上は分割できないという状態になった最小の粒子がある」と考えたワケですネ
そして、その粒子に「アトム(原子)」と名付けたんスね、「分割できない」って意味のアトモスを語源にしてサ
その後、「気体反応の法則」をゲーリュサック氏が提唱した時に...
↑は「同温・同圧下では、反応させた気体A・Bと生成された気体Cの体積比が簡単な整数比になる」ってのですヨ
水素+酸素→水蒸気(水)の体積比が2:1:2 になるという事も示されたのですが、同体積中に同数の原子が存在するとしたら、コレが説明できない...
2H+O=H₂O となると、体積比は2:1:1になってしまうってコトっスね
んで、原子単体ではダメか...では、2人ならどうかな?
って考えたのが、アノ有名なアボガドロ氏なんスよね~
そう考えると、2H₂+O₂=2H₂O となって、体積比が2:1:2になる!
という事は、コレならゲーリュサック氏の説とドルトン氏の説が両方カバーできるゾってコト
図にすると、こういう事ネ

そして、この原子が2つひっついてるモノを分子と名付けたのですが...
分子は英語でmoleculeでして、コイツの語源はラテン語なんスよね^^;
moles=量とか塊の意味、てーコトは、「原子のかたまり」って意味で分子(モルキュール)って命名したんスねぇ
で、この「アボガドロの法則」をメンドクサイ書き方すると、「気体は、同温・同圧下において、種類に関係なく、同体積中に同数の分子を含む」となるんデスね^^;
てなワケで、原子は元素の(一応の)最少単位(アトモス)であって、分子はその原子の集まり(モレス)というコトですネ
追加で言うと、分子は、物質の性質を失わずに分解できる最小単位と言えますヨ!
って、あー、メンドくさ...行数くうわー
まあ、実際には、原子を分解すると原子核だとか、陽子・中性子・電子とかに分けられるんスけどね~
そうなると、原子番号とか質量数とかの話になるんで、また今度にしますかネ
さあ、台風が来るとビニルハウスがヤバイんで(笑)
今から対策して来るゾ!でわでわ~ノシ
2015年5月6日 水曜日 雑談?とか
さあ、世間はGWが終わるみたいですネ!休みがあるだけ羨ましいな、チクショウ!
気晴らしに、原子番号79番、金(Au)の話でもしてやるゾ(;Д;)
理科の教科書を引っ張り出して、周期表をご覧ください
真ん中のあたり、第11族(貨幣金属)の上から3番目に見えますのが…「Au」でございま~す
原子量197.0 、金属の中でも展性(展開みたく、周囲に広がる性質)および、延性(延長みたく、長く延びる性質)に優れ(金箔とか金糸ダネ)、加えて、熱伝導・電気伝導に優れた物質(熱や電気を通しやすいってコト)でございま~す
尚、電気伝導の悪い金属は~、ニクロム(ニッケル+鉄+クロム)とかステンレスでございま~す
え~、当ブログ~、盛り下がって~まいり~ます(;´Д`)
なんて、観光バス風に始めさせてもらいましたケド…
あぁ、熱伝導・電気伝導なんかは発泡スチロールカッターとか電気湯沸かし器、PC放熱関連が解りやすいカナ?
始めに、電気伝導が悪いってコトは電気抵抗が高いってコト(電気が流れづらい)、んで、抵抗のあるモノに電気を流してやると、発熱するワケで…(ジュール熱とか細かいコトは割愛しますヨ)
でもって、電気抵抗が高くなればなるほど発熱量も上がりますネ(ニクロム>ステンレス>etc>金>銅>銀 とか)
コレを利用したのが、湯沸かし器とか水槽用ヒーターですネ
両方とも、螺旋階段みたいになったニクロム線に電気を通して、その発熱で周囲を温めるのですヨ(水槽用ヒーターは、それを耐熱性に優れる石英管に入れているのですが、石英管は熱伝導も低いので、比較的ゆっくりと水槽内が温められるんスよね~)
一応、言っておくと、らせん状にするのは面積(長さのがいいカナ?)当たりの発熱量を増やしたり、効率的に発熱させるためですよネ
流す電流を増やしてやれば発熱量も上がるのですが、伝導させる線を長くすると、同じ電力でも発熱量が高くなる…
なら、そっちのが効率的ですよネ?で、長さを直線で伸ばすより、コイル(らせん状)にした方が製品がコンパクトにできるワケで
そして、今度は反対に、電気伝導のいい金属(金・銀・銅)ですが…同時に熱伝導もいいんスね~
PCなんかの放熱フィンはアルミや鉄が多いですが、熱伝導の優秀なコトから、性能を見ると銅製の方がいいですねぇ(値段も高いんスけど;;)
銀なんかは高価だからか、CPUとクーラーの間に塗布するグリスに入っているくらいですネ
金は…採算合わないでしょうねぇ…一般に製品化されたの見たコトないスね^^;
あ、これらの金属は熱伝導がいいだけなんで、ファンとかで冷やしてやらないと自身が熱を持つだけですヨ
最近は、小型PCを組む場合でもパーツの発熱自身が低いんで、ファンレスもやりやすくなりましたね~♪
って、Auはドコ言ったのさ?って話ですよネ^^;
えーと、そもそも何で金をAuで表すのか…?
それは、コイツもラテン語から来ているんスね~
「Aurum」で「金」を意味しますし、耳にするモノだと「Aureus=金の」や、格変化したAurea(アウレア)が多いですかね?
中国でフナを掛け合わせて作出された「金魚=Gold fish」は学名で「Carassius auratus auratus (金色のフナ属)」
因みに、金魚やニシキゴイは海外だと外来魚で(もとより品種改良種ですんで自然にいてはいけないんスけど…)、日本のブラックバスみたく問題になってるんスよねぇ…

この写真のは更紗琉金ですが、海外で問題になるのは軒並み和金みたいな細長い品種ですかねぇ
尾びれが短いし、コメットじゃなさそう…(でも、イロイロあるからなぁ)
あー、「琉金」の由来ですが…中国で品種改良されたこのコが琉球経由で秋津島(あ、日本ですヨ)に渡って来たコトで「琉」の字が使われてるんスよね
んで、「更紗」ってのは紅白のコトですヨ
「キャリコ」なら赤・黒・白とかのマダラ模様なんスけど、厳密な定義はどうなんスかね?
そして、「和金」って言ってもこのコは中国の交配種ですネ^^; 単に、最初に入って来たから和金なのですヨ…
「コメット」はアメリカの品種でして、流線型のカラダに長い尾ひれ、名前の通りComet=彗星みたいに見える金魚ですネ
それと、愛知県の代表種ってーと地金(六鱗)がありますよね~(交配種なのに天然記念物?になっますね^^;)
あんまし語りだすとアレなんで、次行きますか;
外来種問題ってーと、水草だとカナダでクロモが大繁殖したりしてますね…日本産のでも強いんスね(- -;)
以前に、お昼やっていた森田さんの番組で体長1Mクラスの金魚とか写真であったんスけど…
ソイツ、鯉ですよ…ってコトがありましたね^^;
だって、口ヒゲ見えてるし!ヒゲがある時点で金魚じゃないしサ!
ま、生き物は見た目で大雑把に分けられるコトが多いですからねぇ
無顎類のヤツメウナギも、背びれと尾びれの分かれている(てか、体の断面が円形ではなく楕円形だし、口吻に感覚器あるし…etc)マスタセンベルスも、そもそも背びれが無い(それより、肛門含む内臓がアタマの周辺に集まっていて、空気呼吸が必要で、目も退化して…etc)デンキウナギも〇〇〇イール(ウナギ)って呼称されるワケで…かなり遠い仲間なのにってコトも多いですよねぇ
金魚と鯉も一緒くたにされるかな^^;
まあ、40cmとかなら原種のフナでもなりますから…その位のはホンモノの金魚である場合が多いですねぇ
しかも、雑食だからなぁ、駆除対象にもなるわね…
おっと、金魚以外だと…「ノタヌキモ」なんかは「Utricularia aurea ウトリクラリア アウレア」も金色のって意味ですかネ

水中にある、フサフサの藻がそうですケド… あんま金色には見えないのナ;;
さて、お魚関連はこれくらいにして…
古代の建築物に興味がある人なら、「Domus Aurea ドムス アウレア」が有名カナ?
直訳すると黄金の宮殿(家とか家族にも訳せるケド)ですネ
ローマ皇帝、暴君「ネロ・クラウディウス」が建設させた建築物ですね~
今や、人工池の跡地であるコロッセウムとか、一部にしか片鱗が見えないのが残念ですヨ
あぁ、同志諸君には黄金劇場(F〇teの赤セイバーですよネ)のがしっくり来るんスかね^^
「座して讃えよ 黄金の劇場を!」ってなると、ラテン語だと「Aurum Theatrum」になるんスけど…
まあ、キャラ的には黄金劇場のがしっくり来ますよネ~^^b
そういえば、赤って言うか、丹下サンって愛知県出身なn……(以下は検閲により削除)
うん、やめとこう…コレ以上は語るまい(- -;)y⁻~
え~と…結局のトコ、金がAuって覚えるなら、Aurea(正しくはAurum)が印象に残りやすいワケでして…
闇雲に周期表を覚えるよりは良いのではと思いますが…
そもそも受験には使わないんスケドねAuなんて(笑)
ただ、そういうアプローチもアリなんじゃないかと…
試験のためにする勉強ほど無意味・無意義なモノはないですよ~;
ほら、クイズ番組に出る有名大学出てるヒトが軒並みショーモナイのがいい例でしょうに…
あ~…よし、今度は原子・分子なんかの話をしようカナ!ではノシ
(正直、イチゴの話ってあんま無いんだよネ~)
2015年5月4日 月曜日 雑談?とか
こんちわ~^^ 政治的な話なんでムシしてネ!
上記の通りですヨ!なに考えてんスかね~TV局(笑)
護憲派も改憲派も集会を開く日なのはわかっていると思うんスけどねぇ^^;
映画のバトルシップと言えば、宇宙からの侵略者に対して日米の軍が共闘するストーリー…
ともすりゃ、政治的プロパガンダの匂いさえ感じるのデスがねぇ、ははは…
TV局をはじめとするマスメディアと言えば、偏った個人的・社会的見解を垂れ流す情報発信源なのはアタシの認識にありましたが…
本件についてはいつもと逆ですネ!あのメディアが改憲を後押しする気デモ?
ん?マスメディアに当たりが厳しい理由デスか?
アタシ個人の考えですが、情報発信する機関ってーのは、基本的に無色透明でなければダメダメだと思うのですヨ!
そもそも、戦時中の情報統制を批判して取材やら報道を好き勝手できるようにしたのも政治・外交的にアレですが…
ほら、沖縄返還に際してのアメリカとの密約とかサ、ありゃあ、水面下で金のやり取りをして、表面上は話し合いでイメージ良く沖縄を返還できるっていう、双方にメリットのある解決策だったちょ思うんスけどねぇ(さっさと沖縄を返還させたい日本政府、てか、世論と、なるべくイメージ良く+利益を得たいアメリカからしたら、まともな会議ではムリでしょうし、秘密裏に交渉するのは当然だったかと…)
そんな下衆な交渉案を、人を騙して、下衆の極み(©ノ〇コブ吉村)みたいな諜報活動した記者もいましたが…正義感だけでは世の中動かないでしょうにねぇ、イヤな話ですケド
身近な話だと、スクープってそんなに大事カヨってコト
報道協定ができるキッカケになった事件は有名カナ?
身代金目的の誘拐事件で、警察とメディアが大ポカしたヤツですよネ
警察の方は、被害者が拒否した張り込み強硬の失敗で…メディアの方は犯人が逮捕されてないのに報道したワケで…
この件については、警察の雑な張り込みも問題ですが、何よりも問題なのは、「解決前にこんな事件報道したら犯人がどんな行動に出るか?」ってーコトが、報道関係者各位で全く考えられていないってトコですネ
お金目的の誘拐なら、犯人の要望なんか判りきってるハズ…身代金と警察の不介入、自身の安全ってトコだあね
新聞やらで報道されたら、当然、後ろの2つが守られないコトになる…
そうなれば、犯人がとる行動は…要求が飲まれなかったコトによる身代金の増額や、最悪の場合、逃亡の際に不利になる人質の処理が考えられるネ
ま、本件は最悪の結果だったワケですが…
えー、この程度のコトも考え付かなかった人達や、解っていたのに止めなかった方が今も報道に携わっているとすれば…非常に不安ですヨ~
あぁ、後、「てか、芸能人の家に張り込むのってストーカーじゃね?」って思う人は、その疑問を持ったまま進んでほしいですネ!
因みに、新聞なんかは無色透明の報道なんざ、そんなの関係ねぇ(©小島〇しお)ってスタイルみたいですよね~
一面の小欄なんかは、どの新聞でも持論展開のオンパレードですし…
後サ、戦争体験者ってーのは、若造のコトを馬鹿にしてるとしか思えない特集が多いんスけど
戦争の悲惨さを伝えるか…それで戦争がなくなると思うなら、戦後70年間不戦である日本で語るよりも、アフリカ・中央アジア・核兵器保持してる国なんかに赴いて語る方が、より多くの命が救えるとは思わなイカ?
深層心理で無駄無駄無駄ぁって思っていないなら、是非とも、外に出て活動して欲しいモノですネ(そして、アフリカ渡航を安全に…なんて)
最初に書いた護憲・改憲に繋がるんスけど、戦争と平和…この状態を維持、もしくは変化させる条件ってナニか?
憲法9条を改変すると戦争状態になる?そんなコトはないってのは護憲派も承知ですよネ
戦争状態に至るには様々な要因がありますよねぇ…領土問題(居住地区の増加と資源の確保)、食糧問題(未開発の地域だと水で紛争になるワケで)、宗教問題(ほぼ全ての宗教の基本理念には他者を傷つけるなってあるんスけどねぇ)、イデオロギーの対立(価値観の違いって…バンドの解散理由カヨ!)、過去の報復(実際にドンパチやってるのはアフリカ諸国の民族紛争ですネ)、etc、etc…
あー、書いててやるせなくなりますネー
因みに、悲惨な争いを語って、子どもまで紛争に巻き込まれているのが、過去の報復って理由ですよ…(日本と逆なんスよね;;)
てなワケで、根本的な解決を目指すなら、戦争に至った原因の究明と開示、その解決策の思案、てーのが要ると思うんですがネ
そもそも、戦争が悲惨で、すべきではないなんてコトは、若造でも解っているゾ!
誰でも、怪我したくないでしょ?なら、相手に怪我させるのもイヤでしょうが!最近の若者はアンテイシコウとか言っておいてサ、不安定な戦争なんぞしますかヨ?
例題ですが、第二次大戦に於けるアドルフ・ヒトラーはなんで絵描き屋からドイツの総統に上り詰めたのか+戦争に進んで行ったのか?
まずは人物像から、ドイツで公務員の息子として生まれたアドルフ少年は、絵を描くのが好きな少年でした
人物画は不得手でしたが、風景画の得意だった彼は、美術学校への進学を目指します
しかし、アドルフ青年はウィーンの造形美術大学に2回不合格してしまいました
その後、アドルフ青年は絵を書いては売って生計を立てる日々を送ります
(因みに、この受験の際にヒトラーを不合格にしたのがユダヤ人だったので、後年のホロコーストに繋がったという意見もありますが・・・受験失敗後の絵描き生活を支えた人物に、ユダヤ人の方が結構いるので、ちょっと疑問に思いますネ)
さて、ウィーン(オーストリア)で生活していたアドルフ青年のもとに、オーストリア軍から徴兵の指示がきます(ドイツ人だけど、当時は徴兵されたんですね)
ここで、彼は徴兵を拒否します、逃げ回って逮捕され、結局のところは栄養失調で兵役免除されます(頭のいいヒトラーのコトだから、計算づくの栄養失調なのかと…)
そうこうしていると、1914年にサラエボ事件が発生して、オーストリアとセルビアが戦争になり、オーストリアの同盟国ドイツも参戦します
徴兵から逃げ回っていたアドルフ青年ですが、今回参戦するドイツ軍には喜んで入隊しました(民族主義者とされるんだから、オーストリアのためには戦いたくなかったんでしょうね)
年号からも判りますが、そのまま第一次大戦に突入していきます
なんと、ただの絵描きだったアドルフ青年は伝令兵として活躍し、鉄十字勲章を初めとする褒章を幾つも手にしました
しかし、戦争の終盤に彼は連合軍の使用する毒ガスによって目を負傷し、病院送りに…その病院でドイツ側の敗戦を知ることになりました(一次大戦は化学兵器が初めて用いられた戦争で、両陣営が用いたことから、被害は甚大になりましたね)
(それと、当時の日本はフランスなどの連合側の援護をしていたようでして、看護師がフランスの病院で活躍したということです)
(さらに、この大戦でドイツ軍が敗北する理由として、当時ドイツ側であったユダヤ人の裏切りが挙げられる見解もありますね…もしも、事実だとすると、関ヶ原の戦いに於ける大谷吉継と小早川秀秋のようなモノか…恨みにも思いますかねぇ)
さて、一次大戦の後、アドルフ青年は政治家としての歩みを進めます
弁舌の才能に長けた彼は、ナチ党を率いて政権を獲得します(10年以上かけての道のりですね)
そして、当時のドイツと言えば、一次大戦の賠償として色々なモノを取られていましたから、生活は困窮していました
貧困からの脱却をしようにも、マルク紙幣の価値がチリ紙同然では難しいでしょう
復興のために戦争を起こすことを望んだのは、本当にナチ党だけなのでしょうか?(国民がソレをスケープゴートにして自己保身を謀った可能性は?)
その後は知っての通り、第二次大戦の末期、ヒトラーは自害し、ユダヤ人の科学者アインシュタイン氏の渡した原子爆弾をアメリカが使い、二次大戦は終結したわけですね
っと、大まかに書くと、こんな感じの流れだったみたいですね~(昔の知識なんで、間違ってたら教えてネ)
ホロコーストは除いて、結局のトコ、第一次大戦での賠償の負担が重すぎたってのが二次大戦の引き金になってそうですねぇ
まあ、戦勝国が一方的に条文を突きつけるのは自然なんでしょうケド…ある程度のアメとムチの使い分けをしないと、後で戦争の引き金になるってのは、教訓として残さないといけないと思いますねぇ
ああ、そーだ、日本の大東亜戦争(第二次大戦)の前にあったコトも少し…
そも、日本ってあんときに戦う状況にあったのか?ですよね
あんま教科書ではやらないんスけど(そこが変だよ日本史)、当時の世界情勢から…
欧米列強が植民地支配を進めていたのは知ってますよね?では、どんな具合だったのか…
フィリピンは当時アメリカ領(その前はスペイン領)、ミャンマー、マレーシア、インドはイギリス領、インドネシアはオランダ領、カンボジア、ラオス、ベトナムはフランス領みたいな感じですね
因みに、アヘン戦争ってのはイギリスと清(現中国)との戦争ですから、日本のすぐそこに侵攻してきていたんですねぇ
経済面だと、ABCD包囲網(America-Britain-China-Dutch)による締め付けが有名だあね
他にも、不買運動とか、アメリカでの日本人排斥運動なんかもあったワケで…
列強もアジアで台頭してきた日本を危険視していたんでしょうが、そりゃあ、日本の方も危機感を感じるでしょうヨ
ま、人種差別が平気で罷り通っていた国では、極東の小国も領土にする公算だったでしょうから、配慮なんか欠片もしなかったでしょうネ
日清戦争後の三国干渉とかサ、列強ってのは自分らがやってるのに他人には文句言うんですよね~
てなワケで、かの大東亜戦争を無謀と罵るのは簡単ですが
じゃあ、どうしたら良かったのかネ?
話し合いが通じる相手なら、自国から何週間もかかるトコを植民地にして、隷属させますかねぇ?
現代の常識で考えれば解決可能なコトも、アジアのサルなんて見方してた時代には通じないのでは?
まあ、戦争責任の殆どを日本に押し付けた東京裁判は、アタシとしては優秀なスケープゴートだったと思いますがネ
国際社会は自分らの侵略をケムにまいて、日本国民は戦争を軍部の独断と責任転嫁できるんスから、はは…
戦争の全てを批判するなら、その後のアジア地域で行われた独立戦争もダメなのかねぇ
100年単位で支配されてきたヒトの必死の声を聞く耳持たなかったのはダレなのサ?
と、こういうコト書いてると誤解されそうなんで言っときますが
アタシの基本理念には「みんなで幸せになろうヨ」ってのが来るんスよ~
ま、勘違いした平和主義はどーかと思いますケド^^;
そもそも、自衛隊って(笑)
首相が自衛隊をわが軍って呼称したのに反応してるアホ有名人がいますケド、言い方なんて自由でしょ?
中国の人民解放軍って呼び方は?開放する人民のいないトコに侵攻してると思うんスけどねぇ?
自衛隊だから攻撃しないって?海外でそんなの真に受けるヒトいないでしょうよ…
世界でも少数なイージス艦を保有し、軍事衛星を持ち、近代兵器で武装している部隊…いや、そーゆーの軍隊って呼ぶんでしょ^^;
それとさ、9条があるから70年間にわたって不戦だったって言うヒトは…なかったら戦争したかったのカナ?
Noだよね、結局のトコ、大事なのは自分らの意思だよネ!
例えば、9条がなくなったとして、日本が戦争する理由と、敵はどうなる?
資源の奪取は…よほど考えられないなぁ、お金と援助、交渉でなんとかってやり方ですしネ
宗教対立か…キリスト教とか仏教、ヒンディー、ゾロアスターなんかは最近おとなしいし、イスラム教も勘違いヤロウのテロ戦を除けば交渉が主流だしなぁ
領土問題だと…中国、韓国、ロシアの3か国に絞られるケド、どの国もバカじゃあないんで、戦争状態になったらどうなるかはわかるハズ
つまり、中国は周辺海域での摩擦があることから、有事の際には日本以外の国を敵にする可能性があるし、韓国なら、下手に国力を落とせば北朝鮮との交渉が不利になるハズ、ロシアは現在の北方領土以外は特に干渉していない(2島は返還してもいいとも言っている)
んで、全ての国に言えるコトですが、戦争をするリスクと、勝利したときに得られるリターンの釣り合いが合わないハズ
韓国の竹島問題だと、海洋資源っても魚くらい…中国の場合、海底資源はオイシイが、戦争となれば国際法に背く行為、アメリカやASEANなんかを敵にするリスクは十分に痛い…
てか、現在の国際ルールだと、戦争なんざ仕掛けたら、よほどの理由がないと国際社会からフルボッコにされるしなぁ…
最近話題の、機雷除去が問題視されてるのは、設置した国に対する戦闘行為な当たるってコトでしょうが…
海上は多くのヒトが使うのだから、そこに危険物置くのはダメでしょうに…
それを撤去したからって、逆恨みで攻撃されるなら、こちらは戦闘行動をせずに国際社会と圧力をかけるという手段もあるかと
ま、それよりも、ホンキで何かをしたいなら、自分で矢面に・最前線に立ちナって
口で平和を語るならガキでもできるヨ、賛同者を集めて国会の一員にでもなればイイのにサ!
マスコミ関係者、TVで語る有識者、有名人、無駄に集会を開くダケの一般人諸君…
なぜに自分で中枢に行こうと動かない?喚く位の賛同者は得られるのではないのカ?まさか、当事者になるのが怖いのかネ?
アタシの立場は微妙ダネ、他国の主権・利権を侵害する戦闘行為は絶対に許さないが…(軍港を船団によって力づくで封鎖するなんてのも辞さないヨ)
アレルギーみたく過剰反応するバカであるつもりもない…
ぶっちゃけ、改正してみないと明確な反応はワカラナイよねぇ
ま、無知とビビリで変化を拒絶するよりはマシだとは思いますケド
問題が起きたら他人のせいにして、干渉しないヒトにはならず、何かあったら責任もって自分らが再度改変する位の気概を持てばいいのでは?とかおもいますネ
思考は自由ですケド、責任は持ちましょうネ!
あー、最後に気の抜ける話を、アドルフ・ヒトラーの名前を数字にしてごちゃごちゃすると…666(悪魔の数字)になるんスよね~
「暴君」ネロ・クラウディウスも同じ666になるとか…インチキもいいトコですが…幾らでもいるわ!そんなん!
長文ですいませんが、つい、昔のクセが…ORZ
感情論と固定観念が大嫌いなアタシの独白でした~ノシ
2015年5月3日 日曜日 お知らせ, 雑談?とか
こんにちは~、暑い日がつづきますね^^;
ハウス内の温度が安定して30℃越えてきましたので、上に遮光フィルムを張りましたヨ

まあ、お客さん入れるのはあと一か月なんスケドね~^^;
さて、タイトルに書きましたケド、「いまでしょ!」の林先生がでてるTV番組でやっていたもので…
いや~、面白かったですネ!こういう身になるTVはぜひ見てもらいたいですね~
んで、卵焼きのトコで言ってたんスケド…タマゴって黄身と白身で固まる温度が違うんスよね~
わりかし有名かと思うんですが、ちょこっと注釈でも…
んじゃあ、どんくらいで固まるのか?
白身では完全に固まるのが80℃以上ですが、黄身は70℃程度で固まるみたいですネ
ほら、有名な「電子レンジにかけたらタマゴ大爆発事件」の原理がコレですヨ!
鍋のお湯にタマゴを入れて、時間をかけて茹でれば問題ないですよネ?
しかし、レンジでチンすると、何故かタマゴが破裂するのですが…
コレは、レンジの加熱は中に入れたモノを同時に・全体的に温めるのが災いしてるんスね~
お湯で温めた場合、タマゴは外側から熱せられて、白身のタンパク質が固く変性し、それから内部の黄身が固くなるのですが…
電子レンジの場合は、タマゴの黄身と白身が同時に温められるため、固くなる温度の低い黄身の方が先に変性しますヨ
んで、この黄身が熱膨張して、固まりかけの白身ごと、殻をも弾き飛ばすワケですネ!
「タマゴの黄身が膨張したトコロで、あの硬い殻が割れるのか?」と思った方、茹で卵はお嫌いですか?
ほら、茹で卵って自然に殻が割れちゃってるモノがあるじゃないですか?
あの場合は、熱せられた白身と黄身が同時に膨張して割れているんですよネ、安全に(笑)
あ、「レンジでチン実験」はマジで危険ですので、ダメ!絶対!ですヨ!
まあ、どうなるかってーと…
アレだ、〇ンピースのグ〇ディウスみたいにパンクしますネ;
コレ系の実験は下手すると死傷者が出るからなあ…昔の遠心分離器なんかも危険極まりない装置だったんスよねぇ(高速回転の勢いそのままに、マイクロチューブが乱舞したり…etc)
あー、因みに、料理中に危険なコトだと、突沸現象がありますよネ
味噌汁とかポタージュを火にかけて、混ぜずに放置…お玉投入…味噌汁噴火!ってヤツですかねぇ
まあ、簡単に言うと…加熱されて温度の上がった液体が、沸点を越えても沸騰できない(気泡を出せない)過熱状態になっているところに、衝撃を加える(内部に気泡を生じさせる)事によって、激しく蒸発するワケですネ(まあ、酸素みたいな気体が内部にあれば、それが沸騰の引き金になってくれるので、突沸は起こらないワケですケド)
他にも、高温になればなるほど突沸が起こりやすくなったり(臨界半径が小さくなる)、蒸発が激しくなったり(外圧よりも蒸気圧が高いくなるため)と、詳しく調べると面白いかと…
あ、「蒸気圧が高くなると蒸発が激しくなる」ってのはスプレー缶がイメージしやすいカナ?
霧吹きに水を入れてからアタマを取っても、水が吹き出すコトはないと思うんスけど…
スプレーは穴をあけるか、アタマのトコを押す(弁を開く)と勢いよく内容物が出てくるよネ?
んで、缶の横には高圧ガスってあるでしょ?(DME=ジメチルエーテルとか、LPG=液化石油ガスとか)
基本的に、流体である以上は圧力が高い方から低い方に行くわけですネ
台風なんかもそうでしょ?言い方を変えると、「とても気圧の低い状態の熱帯低気圧」である台風に、周りの高い気圧のトコロから風が入って来るんだからサ
それと、〇〇〇hpa(圧力)ってのが低いほど勢力が強いよネ?まあ、高低差のある方が強いワケで…黒部ダムの放水と四万十川の流れなんかを見れば一目瞭然カナ?
あぁ、因みに、霧吹きもトリガーを引いて負圧(圧力が大気より低い)を発生させて、中の水を管から吸い上げてるんスけどネ…^^;
え~と、話を突沸に戻して…と、突沸に似たのですと、過冷却がありますよね~
でんじろう先生がTVでやってたカナ?
①水の入ったグラスに氷と塩を入れてかき混ぜて、ゆっくり温度を下げる
②棒状の温度計を入れておいて、0℃以下になるまで冷やしていく
③0℃(凝固点)以下になっても水が凍らなければおk、過冷却状態の水の出来上がり
④水温が上がる前にグラスを突くと…全体が凍りますネ!
コイツの場合、沸点が凝固点に変わっただけではなく、液体が凍るのにはある程度の氷核がないといけないので、ゆっくりと過冷却状態になった水は凍れない状態にあるワケで…
コイツに衝撃(グラスを突くなど)を与えると、核が生成されて凍結が可能な状態になり、瞬時に全体が凍ることになるんスね
当然、水の凝固点である0℃を越えるまでじっと待てば、凍らない状態に戻りますヨ
ま、あんまりピンとこないスよね^^;
空想科〇特本の…4巻だったか、過冷却に触れていましたネ
いや、本題は北斗の〇における北斗〇拳についての考察なんスけどね~
ハ〇ト様を筆頭に、ひでぶっ!とかあべしっ!とかなった人間は、体の内部から破裂しているのだから…
〇斗神拳とは、「人体の内圧が高圧になっているのに普通に動ける状態」=「過死亡状態」にあるといえるのでは?って考察だったかと^^;
上にも書きましたが、過〇〇状態にあるモノはゆっくりと元の状態に戻せば反応しないワケですんで…
「お前は、もう死んでいる」って言われても、じーっと耐えて動かなければ、その内に元通りになるのでは?とも考察していましたネ(笑)
アニメとかマンガが好きじゃなくても楽しめる本かと言われると?ですが…
普通に(常識的に)考えれば、違和感があるって思ってるフィクションでも、原理まで説明できなければただの文句ですよネ~
ソレを知った上で、自虐みたく楽しめる人ならおススメですよ~^^
ん~、文字ばっかりだと伝わりづらいですかネ~?
ヒマな時にでも、絵書きましょうかねぇ…
まあ、本業に力入れろって話でしょうケド(笑)
それではまたの機会に~ ( )ノシ