月別アーカイブ :
2016年5月
2016年5月24日 火曜日 お知らせ, 雑談?とか
はろ~ (^^)ノ
前回宣言した通り、仕事半日で切り上げて水族館行ってきました~♪
いや、本音を言うと一日中行きたいのですがネ^^;
今回行って来たのは、コチラですヨ

のぼりを見る限り、深海押しのトコですよね
てか、変な方向性で有名な所です

お土産の「超グソクムシ煎餅」で分かるカナ?
マジの写真使ってるんで、大変にハンサムな箱ですヨ
あ、裏面は自己責任でご覧ください^^;
そう言えば、グソクムシってダンゴムシの仲間なんでしたっけ?
まあ、引っ張っても徳は無いんで正面の写真を…

そう、竹島水族館…通称「たけすい」ですネ
この外観!正に市営施設^^b
名古屋港○○や海遊館、アクアトトとは延べ床面積が違う!
でも、人気あるんですよね~♪
ココって、随所に飼育員サンの努力が伺えるんスよ~
例えば…

これは、たけすい名物のウツボ水槽ですが
って、何匹入ってるんでしょうね?
因みに、入ってるのはほぼ日本近海に生息する種類ですネ
ゴールデンソリッドモレイやジュエルモレイ、パープルマウスモレイにグリーンモレイ…メディタレニアンモレイ、チェスナットモレイなんかの高額なウツボはいませんね(笑)

んで、こんなモノが飾ってありますヨ
ウツボ軍団に対しての感謝状…^^;
キモカワイイって、カッコイイじゃないんだ;;
まあ、自分と異なる特徴の生き物に嫌悪感抱くのは普通か…
アタシは、ソレを差別の原点と捉えているんですケドね~
ま、んなこた置いといて…
良く見るとですね…自作感丸出しですし^^b
一応ラミネート加工はしてますケド、周りの額はダンボール…だよねw
他にもウツボについての説明書きが張ってますし、力入ってますよね~
後、飼育員サンの紹介も積極的ですネ

結構な細かさでぶっちゃけてますヨ~
えーと、ある方の回答ですが…
たけすいのここがすごい
↓
「館長が若い!過去の絶望的入館者数が激増!」
おぉう…ハッキリと言うね^^;
まあ、こんなん序の口ですケド…パラメータ表に「キャバクラのお姉さんに貢いで騙されそう度=MAX」とかもあるしw
てか、コレの張ってあるトコの下に設置されてる水槽は、淡水魚水槽でしたね~
コリ以外は大型魚ばっかですが、どれも良い大きさでしたよ~♪

それと、ゼブラキャットのトコだったカナ?
このエアーストーンはアタシも愛用してますんで、親近感湧きますネ
いぶきのセラミックエアーストーン!気泡が細かいんでおススメですヨ!
コレ、常滑の会社なんスよね^^;

あー、そういや淡水魚はやたらデカイのが多かったですね~
このネオケラとか、小学生の身長位はあるのでわ?
張り紙によると、小さい時に購入して(デカイのは高くて買えないそうな^^;)、大きく成長させたみたいですネ
それも凄いな!他の水槽のエチオなんかは成長が早いケド、ネオケラってあんま早くないと思うんスけど!
他にも、ダトニオイデスにオスフロ、ガーパイク…ポリプもしっかりしたエンドリがいたなー
規模が小さいと言っても、やっぱり水槽が大きいですよね~(個人レベルと比較すると;)
あ、小さいのもいますヨ…なんか地味めのが多かったと思いますが…
目を引くのはこのコかな~

シュードムギル(レインボーフィッシュ)の1種
アタシのカメラなんですが、なんか赤色が飛ぶ傾向にあるみたいでして…実物はもっと真っ赤で、背中に青いラインが入る美個体だったのにな;;
んで、これは何だろうと思って熱帯魚のショップで聞いた所…
spティミカでわ?との回答が…
え…ティミカって黄色じゃ無かったの!?
いや、恥ずかしながら、完全発色したティミカって見た事無かったんスよ^^;
画像見てビックリ!めっちゃ赤い、背中に青いラインもある!
(…思わずティミカを衝動買いしそうになったのは内緒ですよ?)
あ、それと…たけすいは飼育員サンの手書きPOPが面白いんスよね~

お、マーブルクララか~
なかなかコアな魚入れてるなー
とか思っていると…

なんだ、この気合入ったPOP^^;
つか、アルプスの○○に目線入れるなよ(笑)
あー、なるほど、あの名セリフが言える…と
(クラリアスってほぼ確実に暴君ダケドネー)
他のPOPだと、ジョーフィッシュんトコにも丹下段平(明日の○○○のおっちゃん)がいるしナ^^;
って、なんか淡水ばっかり紹介してんな…海水に行こうかね

アタシが行った時なんスけど、ゲリラ企画展でこんなんやってましたヨ
フルーツなお魚か~
…へー、マンジュウイシモチってイチゴパンツなんて呼ばれてんだね^^;
同じイチゴならハワイアンストロベリークラブなんかもいますよネ
他にも、バナナフィッシュ(プリンセスモノクローム)なんかもいましたね~
それと、スタッフが男ばっかなんで、なかなかフルーツが出てこなかったとか書いてありましたが…
いや~、こういうのって考えるのが難しいんですよねぇ;
アタシも他ので考えてみましたが…シーアップル(赤いナマコ)、オレンジスポンジ(橙色のカイメン)、グレーププランツ(海藻)とか?
見栄えしないよなぁ…てか、案外いないもんだな;
ホント、飼育員サンにはご苦労様ですわ~

そだ、最近人気のクラゲなんかも入口にいましたヨ
初めからクラゲ用の水槽じゃ無かったらしく…
円形水槽みたいにする為に、スノコとプラダンでガッツリDIYしてましたネ^^b
と、思ったら…「まったりうむ」ってコーナーにはちゃんとあるじゃないですか
水泡眼みたいに目が飛び出すお値段するキュービックの水槽が^^;
あ、クラゲの解説POPは中々にコアでしたネ
アタシが見てた限りでは、見てる人はほぼいませんでしたケド;;
そいえば、水族館あるあるですケド…そんな魚好きじゃないヒトって、あんましちゃんと見て無いですよね?

さーて、ウチワザメどーこだ?
平べったいカスザメ…いや、シビレエイみたいな魚ですよ~
←に注目

ちょっと探せば分かりますよね?
こんなんでも、探さないのが結構いるんで、残念ですネ^^;
マジで、何しにきてんだかねぇ
まあ、こういうキレイなののが人気なんかね~

リーフ水槽…サンゴや海藻の水槽ですね♪
地味なんだと、エクスマイヤーズスコーピオンフィッシュがヘライワヅタやレッドグレーププランツに紛れてましたネ^^;
ちゃんと本物のサンゴが飼育されてていいですね~
ソフトコーラルだけかと思いきや、難度の高いミドリイシもきっちりありますしb

ほうほう、どの様にサンゴ水槽を作るのか…か
①:世間の固定観念への抵抗
②:反骨心
③:巨大水族館への妄執
④:先輩としての意地
⑤:お客さんの感動
…おぉ、殆どの原動力は負の感情から来ている…のか
なんかソウルジェムも濁っちまいそうだナ
まあ、気を取り直して…
-300x225.jpg)
~たけすいの小窓から~
ここはショップみたいな水槽群ですネ
深海の魚(甲殻類が多いケド)が一杯いましたね~
ライトが暗いので、写真は撮れませんでしたが;;
んで、たけすいは漁港が近いからか、深海魚に強いですよね~

タッチプールには普通に脚欠け無しのタカアシガニが^^b
他にも深海の貝やグソクムシ、ヒトデなんかを触れますヨ
そいえば、手洗い場が自動で流れるのも助かりますね~
あと、大きな深海水槽の前には結露を取るスクレーパーが置いてありますヨ
きっちりとお客さん目線で対応してますよネb
あ、カニといえば…ここの標本がまた凄いですねぇ

…せめてライティングはしてあげてorz
なんかもう、備品みたいになってるから;;
旧館長のこれくしょんで、50種類の標本があるそうですネ
ヒシガニやエンコウガニみたいな見る機会の多いカニもいれば…
エゾイバラやオニオーストンなんてレアな深海カニも入ってますヨ
なにより、さすがにプロの集めた標本…ほぼすべてが完品ダネ
最もレアって書いてあるオニオーストンの脚が1本欠けてるだけで、他のは全部脚欠け無しでしたね^^;

このミズヒキガニとか、深海からよく無事に揚がったよね!
祝儀袋の水引に例えられる様な細い脚してんのに^^
あ、右上のツノハリセンボンってのもトゲトゲのカニでして…
中央に写り込んでるのはH.sapiens var.henjin ですネ^^;

そんなヘンジンには、このフォントが印象大でしたヨ
日本の戦艦の名前を検索すると美少女が表示される…
って話題になっていた艦某ですネ
ブラゲでもコミケでも人気高いしなぁ^^;
そういや、スタッフ紹介んとこでクールジャパン担当って人がいたな…同類よb
さてと…もっと書くことがあるのですケド、長すぎて疲れてきたんで(もうトシなんでネ;;)
次回に続くってコトで、失礼しますね~^^ノシ
2016年5月21日 土曜日 お知らせ, 雑談?とか
あー...こんにちわー
暑い、暑すぎる!!
正に「地獄の季節」が始まりましたネ(アルチュール・ランボーではなくアリプロ^^;)
この時期からってーと、アクアリストは高水温に気を付けないとですよね~
普通に生活してても、熱中症やら日射病に気を付けてくださいネ
ほぼ毎年ですケド、この位の暑さが始まると、ハウス内やら自宅での死亡事故が聞かれますもんねぇ;;
アタシんとこだと、ムカデとかスズメバチが干からびてますし...
イチゴ狩りにお越しになる方は、日射しと脱水への対策は十分にして下さいネ(あと一週間ですケド)
さてと、営業用のお話しはこんなトコかねぇ
そーいえば、今年は藤が早めに終わっちゃったなぁ
ウチに咲いてたのはこんなのですケド

しだれ藤ですね~♪
って、3~4分咲きの写真だったか;;
んで、花が終わるとこんな感じですが^^;

いやー「枝垂れ」の品種って好みなんで、つい集めちゃうんですヨ
枝垂れ桜に枝垂れ梅、花桃に柳、紅葉にもありますよね~
枝垂れるモミジなら写真があったカナ...

あ、コレだな...「流線」って品種ですヨ
この写真は春になって新葉が展開し始めた頃ですね
てか、これじゃアレなんで、現在の写真撮ってきますわ~
↓

左に繁茂してんのは磯菊ですね^^;
最初は7.5cmポットのサイズだったのに…
他のカバープランツ飲み込んでますヨ;;
ふう、なんとか菊に埋もれてなかったですわ^^;
やっぱり、ちゃんと葉が展開するとキレイですネ
成長するとキレイになりそうですケド、あと何年(何十年カナ?)かかるやら;
んー...モミジに限らず、枝垂れる品種ってば、成長速度が遅めなのが残念ですネ
てか、椛って品種改良し過ぎじゃないっスかね?
アタシもちょこちょこ持ってますケド...

「爪紅」
爪紅ってのは鳳仙花の二つ名ですネ、よく植物の品種名に出ますヨ
そもそもが、鳳仙花の花を染料として、爪に紅を付けていたのが由来ですね~
つか、地が黄緑で爪先が赤く染まる品種のハズ...今年は芽吹いた端から紅葉したような色だったのは…何故でしょうカネ?

「琴姫」
あー、オタ好みな名前じゃないスかね^^;
こじんまりしてて、枝に対して非常に密生した葉っぱが特徴ですネ
てか、剪定のしようが...いや、ホントどう切るんだろ?
ほっといてもキレイに茂るんで、個人的には盆栽向きカナって思いますネ
この前、TVで盆栽が取り上げられてましたが、立派な真柏が出てましたよね~♪
オーソドックスな黒松もいいですケド、アタシはサツキの盆栽が見慣れてて好きですヨ
あー、でも、盆栽菊なんかもキレイですし...藤の盆栽もありますよね~♪
まあ、どれも好きってコトになるのですケド^^;
…次行きましょうかね;

「清姫」
おぉう、またかよ姫様^^;
ホント品種名に多いな○○姫...
まあ、でも...この名前は有名だよね?(舞-HiMEとか関係なくて、元々のお話がね)
安珍・清姫伝説って名前だと微妙かもですが、惚れたお坊さんに逃げられた少女が、火を吹く大蛇になってお坊さんを追っかけて、最後は梵鐘に逃げたお坊さんを焼きコロコロするお話しと言えばわかる人がいるのでわ?
ま、その少女の名前が清姫ダネ
てか...所説あるケドさ、知られた話だと安珍が悲惨だよねぇ
デルムッド・オディナとグラニアの関係より酷いよね、コレ;(アイルランドの英雄譚ダネ)
(あー、FEの聖戦の系譜なんかは、アイルランド・ブリテン・北欧なんかの神話が多分に盛り込まれてるヨネ)
(人名だとベオウルフやスカサハ、デルムッドにフィン…etc、地名でもアルスターやレンスター、コノートとか)
(つか、スカサハが男になってる+ソードファイターの件…神話だと鬼強い女のマージファイターでしょ^^;)
(デルムッドも兵装が剣…だと、ゲイ・ジャルグとゲイ・ボウはドコ行ったし…二刀流の槍兵だろ;)
いかん…積年の積もり積もったアレが^^;
ここら辺の話なら一日中いけるからな…次に行こう、次に

「アンバーゴースト」
紅葉の品種って、結構横文字が使われてますよね~
琥珀の幽霊...ん、まあ…琥珀かな
似たのだと、パープルゴーストとファーストゴーストなんかがありますネ

こっちの赤いのがパープルゴースト
どうもこのゴースト系は葉っぱが特徴的ですかね
なんて言うか...ゆらゆらしてると言いますか、がさがさしてると言いますか、葉の切れ込みが深くて、不定形なんですヨ
ミクロソリウムに例えて言うなら、spサンダーリーフ(判りづらい^^;)
ふう、こんなトコですかね~
イチゴ狩りはあと少し…倒れないように気合を入れないとナ;
てなコトで、ちょいとタカアシガニとグソクムシでも触って、気合を充電してきますわ
でわでわ~^^ノシ
2016年5月8日 日曜日 お知らせ, 雑談?とか
やはりというべきか、事故が多発してますね...
ウチにお越しの際にもお気を付けてくださいね~
ってワケで、こんちわ~^^ノ
皆さんはGWどうしてましたか~?
GWは稼ぎ時じゃボケ!って方は、正にフレンド^^b
...orz
さてさて、ゴールドと言えば何でしょうかネ?
ゴールドコーストでリゾート?
ゴールデンゲートブリッジも凄い建築物ですよね~
ゴールドラッシュの時代を考察するのも良いですかね?
ワンピースのフィルムゴールドを見るのも、ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)の映画でガッカリすんのも...自由だあぁー!(←古い)
まあ、アタシはゴールドと言えばゴールドマンが浮かんで、HODの新作が気になって仕方ない人なのですケド ^^;
若しくは、ゴールドフィッシュ(金魚)とか、ゴールデンダルマプレコ(黄変)とかかなぁ...
そう思っていた時期がアタシにもありました
てーコトで、↓をご覧あれ!

明らかに被捕食者なのに、この神々しい金色の体色!他の生物が偽物の文様を付けてまで守ろうとしてる目はキレイに真っ青!
そう、Phenacogrammus 界の新星!ゴールデンコンゴテトラですね~♪
学名だと Phenacogrammus aurantiacus ですね...
ここでポイントなのは、aura(金色)なのではなくaurantiaca(橙色)なトコですネ^^;
そもそも、aurantiacusってダイダイ(橙)って植物の種名にもなってるし
ゴールデン(aurea)じゃないのかよ...とガッカリかと思いますが;
aurantiacusって名前に付く生物って、通称名は金~とかゴールデン~って付いてるのが他にもあるんスよね~
金木犀(Osmanthus fragrans var.aurantiacus)とか、Golden weed fish=カエルウオの一種(Cristiceps aurantiacus)とか...
まあ、大体の生き物はホントにオレンジ色なんスけどね^^;
んで、このゴールデンコンゴテトラですが、去年(2015年位)になってまとまった入荷があった種ですヨ
無効の河川には普通にいる種類らしいのですが...なぜか入荷の無かった種類ですよね;;
最初の方とかは高くて買えなかったんスけど、最近はそこそこ安定してきたんでお迎えしました^^ノ
他のフェナコグラムス...コンゴテトラ(Phenacogrammus interruptus)に比べると細い、ってか体高が出ない感じですネ
そういえば...interruptusって遮る・妨げる・分けるの意味なんスけど、コンゴテトラは何が分かれてるだろ?
アレかな、尾ビレの軟条が伸長した上に先端が分かれるからなのカナ?
つか、~コンゴテトラって名前の魚は多いケド、フェナコグラムスの仲間じゃないのが多いよね~^^;
イエローコンゴテトラはAlestpetersius caudalis(caudalis=尾)だし
レッドチェリーコンゴテトラもAlestpetersius brichardiで...
レインボーコンゴテトラなんかもAlestpetersius nigropterus(nigro=黒い,pterus=ヒレ)
レッドフィンコンゴテトラに至ってはMicralestes occidentalis(occidentalis=西の)
...いい加減ダネ、~ウナギくらい感覚的な命名ダヨ;
まあ、フェナコグラムスも種類は多いケド、流通してるのが少ないんだよねー
普通に見かけるのってアルトゥスムーンテトラ(phenacogrammus altus)ぐらいじゃないカナ?
あ、altusは高い・深い・太古の・深底の・隠された...とか、意味の多い言葉ですヨ
レッドチェリーにレインボー、ゴールデンコンゴテトラまで入ってきてるから、この勢いで Phenacogrammus stigmatura , Phenacogrammus urotaenia なんかも入ってこないかなー♪
そういや、ゴールデンコンゴテトラの飼育は簡単ですヨ
初期の水合わせでアホやらなきゃ問題ない感じですね~
餌喰いも良いし、喧嘩しないし、色も出やすいし、あんまし物陰に隠れないのも良いね...こうなると、繁殖させたいナ
2-e1462671190646-300x186.jpg)
んー、写真だと黄色が写りづらいナ
現物のがもっと黄色く見えるのに...残念ダネ
でも...まぁ、このテの魚ってメスが入ってこないんスよね;;
値崩れしない様に止めてんのカナ?ってショップの人に聞いたコトありますケド
どうも、発色しないメスは売れないから獲ってない...って側面もあるみたいですネ
...あー、オスと同じ値段だと色の無いメスは売れにくいし、値が落ちるならオスだけ売った方が儲かるってワケか;
いや、アタシなら同じ値段で買うぞ、絶対 ^^;
個人ルートで取引出来ないかなぁ...(割と本気で)
って夢想は封印しておいて...
あ、他にも金色の生物がウチにいたな

前にも小さいポットの写真は載せたカナ?
セダム’モリムラ’アウレア(黄金丸葉マンネングサ)って這性の多肉植物ダネ
適当に毟ったor植える際に千切れた...んな破片からでも広がって行けるほど、生命力のある草ですヨ
庭植えだとこんな感じ↓

どうも、日当たりが良いと黄色が強く出る感じですね~
密になって広がるし、グランドカバーにおススメですヨ(初期の株数は要るケド)
ま、ウチはイソギクや寒菊が異常に育ってカバーになってしまってるのデスが^^;
...刈り込むと横に分枝するし、どうしましょ?
さてと、今回はローマ字が多くて疲れたんで終わりますかね~
って、オイオイ;
新聞見てたら、また琵琶湖でグライダーの墜落事故があったのかよ(–;
先月も琵琶湖であったし、冬場にも滋賀県で電線に引っかかってたよね?
乗ってるのが死ぬ分にはどうでもいいケド、湖沼に被害が出たらどう責任取んのさ;
てか、アレって重たいモーター積んでんのに規制がほぼ無いのが問題だよね...
河川敷とか公共の場所で使っても取り締まりはできないし、問題になってるトコも多いみたいだしねぇ
ドローンの法整備みたく、コッチも法整備しとけば意識が変わると思うんスけど;
いや、ホント...安全性の確保出来ないもんは控えた方がいいですよね?
アタシらみたいなアクアリストも手を出さない方がいい魚ってのもいるしネ^^;
「ピラルク」・・・現地語の意味である「赤い魚」の通り、後ろから見ると鱗の部分が真っ赤に見えるアマゾンの巨大魚
ま、有名ですよね?
普通に20cm程度のが売られてますケド、飼育すんなら初期投資に100~200万円はかかるカナ?(業者に頼んだ場合)
アタシは話に聞いただけなんでアレですが、ピラルクはなにせ強いらしいですね
ガラス水槽を割り、シリコン接合をぶっ壊し、5mm程度のアクリル水槽ならぶち破る...
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
アクア・トトなんかの分厚いウン十mmってアクリルならいけるみたいですケド、個人でそんなの頼んだら水槽と設置費用だけで100万は超えるわな^^;
水槽サイズなんかも最低で3m×1m×1mとか?(ガーパイクの群泳させてる人なんかが持ってるサイズ)
いや、普通は置けないっての...掃除なんかダイビングじゃんか(笑)
ま、個人でやるならFRP水槽か...コンクリのたたき池かなぁ
ただ...フタも破って飛び出すらしいからねぇ^^;
...U字溝に乗せるグレーチングとかで凌ぐか
って、アタシは勘弁ですケドね~、まあ、チャレンジする勇者サンには何も言わないですが^^;
アフリカン好きとしては、デカイのよりもアフリカンロリカリア(アンフィリウスとか)とかザイールプレコ(キログラニス)なんかを集めたいんですよね~
よし、gdgdになって来たんで終わろうかね^^;
あ、5月中は営業してますよ~(^^)ノシ
2016年5月3日 火曜日 お知らせ, 雑談?とか
てれれってってってーん♪
れべるが1あがった
たいりょくが2へった
かしこさが3へった
すいみんじかんが1じかんあがった
しのどんてぃすしゃーるがなかまになりたそうにこちらをみている
なかまにしますか?
▷はい
いいえ
しのどんてぃすしゃーるがなかまにくわわった
ども~、某メイン主人公が話さないRPG風にお伝えしました^^;
あー冒頭のはアレですよ...久々にDQ3やろうとしたら、呪いの音楽が聞こえてきたんでネ;;
(未だにスーファミでやってんなって?あの古いドットがいいんだよアレが...)
というコトで、初めて実物を見たのですが...シノドンティス・シャールをお迎えしましたヨ

この後1日経って、流木の陰に陣取って動きません...(しかも、砂を掘り起こしてカルデラ状にしてくれやがりました - -;)
気が荒いって話ですが、原因と思われるテリトリーを持つ事が確認できましたヨ
導入直後の写真ですが、そこそこ色が濃くなってますネ
あ、パッキングされた袋の中だともうちょい薄い色してましたね~
英語だとGrey Catfish(灰色ナマズ)とも呼ばれるみたいですし、渋い色ですよね~♪
あ、最近譲ってもらった昔のアクアライフには、ブラックシノドンティスと呼ばれてたって書いてありますネ
はて、色彩の変化があるのかなーと思って見てみると...
アクアログに載ってるシャールは3匹ですが、内2匹は背側はグレーで腹側はアイボリーの体色で、1匹はブラックでしたね^^;
ん~、グレーのコは薄いオレンジ系の砂だな...
昔のアクアマガジンに載ってるシャールも、色の薄い砂でグレー→アイボリーだねぇ...
てことは...多少の擬態能力でもあるのカナ?
生息域もアフリカ北中部全域ってやたらと広いし、地域間差異の可能性も捨てられないか...
シノニム(別名...ま、同じ種に複数の学名が付けられちゃったって感じダネ)もこんだけあるしサ;
Hemisynodontis microps
Hemisynodontis schall
Leiosynodontis maculosus
Pimelodus clarias
Silurus schall
Synodontis arabi
Synodontis gambiensis
Synodontis maculosus
Synodontis smithii
学名の意味もいろいろダネ
microps=小さい目 (ラテン語だとops=強さ、勢力だけど、これはギリシア語だから目になるヨ)
schall=多分だけど、人名...ヨーロッパにはよくある名前だし
maclosus=maclatus=汚れたって意味なんで、生物だと暗い色って意訳が合うカナ
arabi=そのまんま、アラビア(西部アジア)の~
gambensis=西アフリカにある国、ガンビア(国境がセネガルに囲まれてる)の~
smithii=まあ、スミスさんのラテナイズだろうね...smitiって別種もいるみたいですケド;
さて、ここから解るのは...
・目が小さい→比較対象の体が大きいカモ?
・色が暗い→体色は黒色~灰色
・国名、人名が複数ある→分布域が広いor地域特変がある
実際に生息域が広いしナ
北はナイル川、東はケニア~エチオピアにかかるトゥルカナ湖
西はギニア・リベリア・シエラレオネなんかの沿岸部の水系全域
中央アフリカでは赤道ギニアやカメルーンのクロスリバーまで...
広い!広過ぎる!!食用ナマズだし、エジプト文明とかの時代から移植されてんじゃないのカナ?
ナイル川水系の下流域なんかは白系の砂であんまし樹も無いハズだし(ヴィクトリア湖とかの上流域は樹も豊富な印象だけどね;)...
トゥルカナ湖の辺りは写真みる限りでは泥土(色は白~黒までイロイロ、南北に広い湖だからネ)とかで水中も濃い色だねぇ...
西~中央アフリカの水系は、緑が豊富で赤土の印象が強いよね...(それこそ地域差が激しいケド)
うん、これは...地域特変があるでしょ、コレ^^;
流通する個体数が多くなるか、アフリカに行って調査する勇者がいれば判りそうだけどサ
そう言えば、古代エジプトなんかの壁画に書かれてるのもシノドンティス・シャールなんだそうですね~
って、schallで記載されたのは1801年...紀元前ウン千年から始まってるエジプト文明で書かれた魚をどう同定したんだ...?
こういう時は...海外の研究者に頼るしかない...のか;;
あ?日本の研究論文?
観賞魚のは少ない上に頁数もペラいのが多いのダヨ...
つーか、マジな話、日本の研究者ってカネにならない研究が出来ない環境なのが問題なんだよ!
企業の下で働いてる人は、雇い主の利益追求をせにゃならんのは自明...大学も目立つor人類の役に立つ研究しか出来ないだろうしな(# ゚Д゚)
どうでもいい分野の研究をする心の余裕が、もはや日本人にはなくなってしまったのか、チクショウ!!
はあ、はぁ...冷静に、冷静に調査をしよう...
(こっから↓はマジつまんない話なんで、読みたい方は覚悟して下さいネ)
ふう、どうやら、古代エジプトに於ける食生活を調査してる研究者、そういう人たちが壁画なんかを参考にしているみたいダネ
その調査結果を掻い摘んでみると...
↓
調査対象はナイル川のElephantineなるトコロ...川中島(川中島は中州では無いw)っつーか、中洲みたいなトコか
そこのセメタリー(お墓)やテンプル(お寺)から出てきた骨を調べてみたそうですね
出てきた魚の骨は約30種類!(魚種の豊富さより、調べた人に感激ダヨ;;)
有名ドコだと...
<polypterus bichir /taste =very good /find bones=unknown>
<alestes baremose /taste=many bones /find bones=43>
<bagrus docmac,bagrus bayad /taste=good /find bones=4641>
<synodontis membranaceus /taste=moderately good /find bones=156>
<malapterurus electricus /taste=enjoyable /find bones=unknown>
<lates niloticus /tase=perfect /find bones=2126>
<tetraodon lineatus(fahaka) /taste=good,but needs special prepalation because his gonads contains poison /find bones=3>
味は...なんかに表記があったんスかね?まさか自分で実食した感想なのか^^;
・最初のは言わずと知れたポリプの王様、ポリプテルス・ビキールですネ
やっぱ肉食性だからか、味はすごい良いらしいですねw
・アレステス・バレモーゼは地味ですけど、尾びれが真っ赤に染まってhydrocanisみたいな鋭い顔つきのアレステスですよね~♪
結構な数の骨が出てきてるのに、お味の評価は「骨が多い」のみ...味の評価しろしw
・バグルス2種は骨の数が多かったんで載せましたが、入荷はほぼ皆無のナマズですなぁ
(但し、海外では普通に流通してる種みたいで、むこうのアクア関連のサイトには写真がありますヨ)
味は良好、分布域の広さもあってかかなりの漁獲高だったみたいですネ
・シノドンティス・メンブランケウス...シャールもそうだけど、中型の魚がメインに食べられていたって記載もあったヨ
お味のほどは、並みの美味しさ...そこそこ美味いってトコか?
・学名だと判りづらいケド、マラプテルルスは電気ナマズの一種だよね~(エレクトリクスはショートノーズの方ダネ)
食べた感想は...は、楽しい?愉快?なにその食べたくなる感想w
・お、太古にも食べられていたな、ラテスニロチカス=ナイルパーチ
骨の発見量も多いし、味は完璧の評価!生態系汚染も放流やらかしたニンゲンの方が悪いんだけどねぇ;
・最後は、テトラオドン・リネアートゥス(流通名は大体が旧学名のファハカ)かー、河川産とは言え、よくフグを食べてたよね~^^;
味は良い...但し、生殖腺に毒を持ってるから、十分に下準備が求められる...だそうですんで、食べるときはご注意をw
さて、こん中にシャールも含まれてるんスけど、骨の数は不明...多いのか少ないのかも分かんないな;;
他にも、ディール=エル=メディナ遺跡にある壁画がコレ↓

シノドンなのは判る...だが、なぜシャールだと断定できるんだ...?
これに関して調べても、Deir el Medinaという職人の集落に於ける、魚の配給量が碑文に残っているってだけだし...
...一応、意訳した文でも載せておくか
「でぃーるえるめでぃなでは、りょうしさんのだんたいがいて、かれらはしょくにんさんのみぎ・ひだりでわけた2つのだんたいにおさかなをあげていました」
「しんせんなおさかなが、すうじつごとにもんばんさんにとどけられて、それぞれのだんたいのかんりしゃによって、わけあたえられていました」
「とどけられるおさかなのそうすうがへんどうしても、はいきゅうされるりょうは、かいきゅうによってきまっていました」
だそうで、すごい規律正しかったんだなー古代エジプト人って^^
陶片に記されていた例を見ると...
「リーダーが4匹(partsだから4切れなのかな?)、10人の労働者は2匹と半分、管理者は2匹、他にも8人の人が1匹と半分で満足しました」
だそうで、ほう...1階級ごとに1匹~2匹の差しか無いネ
古代エジプトの労働環境は良かったってのはこういうことかねぇ
んー、しかし...他の論文でも、Sy schall,Clarias gariepinus,Bagrus bajad が多くの釣りに関する壁画に書かれてるって位しか書いてないなぁ;
まあ、Comparative osteology……って論文だから、骨の比較だしなぁ;
あ、bajad(bayad)は現地語で白いって意味だとは知らなかったねぇ^^
うおぉ、ドコにも手がかりがねぇ...確かに壁画には書いてあるのに↓


てか、よく見てんな...昔の人って
上から2番目の魚なんかシノドンにしか見えないもんなぁ
背びれの第一条がキリっとしてるし、腹鰭が抜けてるのは置いといて、胸びれ・尻びれ・尾びれの感じも良いし、何より脂びれがちゃんと書いてある^^b
まあ、シャールよりも痩せたソレックスに似てるケド;(アクアログに載ってるソレックスがそっくりダヨ)
はあ、やっぱりこれはナイル川水系で食用、その上で抜きんでて大きいからシャールじゃね?って感じだったのカナ?
ここで調査をやめるしかないのか...と思ったのですが、なんか釈然としないナ
適当に同定したとしても、その裏付けが取りたい...気になってしょうがない;
というワケで、この調査はもうちょこっとだけつづくんじゃよ(あ、この元ネタの通りだと、この後かなりかかるな^^;)
んじゃ、しばし遁走しますわ^^ノシ