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2020年10月31日 土曜日 お知らせ

予約受付についてのお知らせ(11月7日から受付開始…予定)

こんにちわです

イチゴ狩りの予約受付について、取りあえずの予定をご連絡します

と言っても…今年は花芽分化自体が遅かった為に、まだ開花が始まったばっかで読みづらいトコだったりします(汗

多分12月の2~3週には熟すと思うケド…こればっかりはいまいち自身が持てないねぇ

 

と言う事で、今期のイチゴ狩り・イチゴ販売の開始は12月19日(土曜)を予定しています

気温次第では前後する可能性もありますケド、多分大丈夫かと^^;

そして予約受付の開始日ですが…

こちらは11月7日(土)から受付開始とさせて頂きます

電話についても同日から繋がりますので、よろしくお願いします

(…まぁ、今年からは新型コロナウイルス感染症対策で色々注意事項があるので、電話だと話が長くなると思います;)

 

あ…それと、件の感染症対策についてですが

現在ホームページをイジって貰ってる所なのですが、それ専用のページを作って頂く予定です

こちらでの対応(消毒設置とか換気)とお客さんへのお願い(マスク着用とか風邪症状あったらご遠慮願います、とか)についてだぁね

この件に関しては、知多半島のイチゴ部会でガイドライン作って協調しましょうって事になってますねぇ

まぁ…ぶっちゃけドコも似たり寄ったりの文面になってると思いますが、そういうコトですよ^^;

(余談ですが、マスク着用を徹底してれば飛沫防止のパーテーションは意味ないと思うのよねぇ…マスクで飛沫なんか飛ばねぇし;)

という感じで、感染症対策は去年以上に厳格にする事になりましたんで、ご理解ご協力の程お願いします

 

 

えーと、以上で業務連絡は終了となりますネ

お客サンの入り次第ではイチゴ狩り止めて販売にしようか?…とか考えないとですねぇ

まぁ、この間のナゴレプなんか例年通りだった気もするし

そこまで自粛ムードじゃ無いと思うケド、感染状況によっては心配だぁね(- -;

ん~…取りあえずはボチボチやりますかねぇ

そんでわ失礼ノシ

 

2020年10月20日 火曜日 お知らせ, 化学に関連する話

植え付け終わったし、植物に於ける必須元素の話でもするかね

はー…こんちわです

今年も地獄の植え付けが終了して一段落ですヨ

植えたい時に雨が重なったんでどうしようかと思ったケド、なんとかほぼ予定通りで助かったわ

(ついでに、デュエルリンクスのゼアル実装にも間に合って良かったヨ)

(しかし運営、リミットでライロと召喚獣虐めるのは止めて差し上げろ…せめて代わりにメルカバーをk)

因みに、現在のイチゴはこんな感じ

 

 

 

 

 

 

普通やな、なんも言う事無いわ

ま、今後の成長が重要なんでなるべく曇天は少ない方が良いネ

 

 

さてと、そんじゃあ前回言った植物の必須元素について話すか

先ずは植物が多量に必要とする3大元素

N(窒素)・P(リン酸)・K(カリウム)

 

窒素のNはnitrogenの頭文字だぁね(語源は、硝石-nitreから生じる-genes)

原子番号7番、原子量は約14…大気中の8割弱を占める元素ダネ

窒素は植物の成長にとって重要で、供給量が少ないと目に見えて生育不良を引き起こすヨ

枯死する事は無いケド、葉色が薄くなって矮化して成長が止まるからね…成長に必須なアミノ酸の生合成に使われるからカナ?

じゃあ大量に与えれば良いかと言うとそうでは無い

過ぎたるは猶及ばざるが如し…と言う言葉もある様に、当然やり過ぎても良くない

○○欠乏症があれば○○過剰症も存在するのダヨ

窒素の過剰症と言うと、葉色が濃くなって栄養成長に傾き過ぎる…転じて、花芽形成をする生殖成長に傾かなくなる事があるナ

それから単純に肥焼け、新葉の葉縁が褐変してたら先ず窒素過剰症を疑うべきダネ

後は、軟弱徒長するから病害虫に弱くなるってのもあるナ

ま、こんなもんは葉っぱ見れば判るし、言うまでも無いかねぇ

 

 

次はP…phosphorus の頭文字で表記されるリンか(ギリシア語でphosが光、phorosが運ぶもの)

ま、肥料や生物学としてはphosphate =リン酸のが良く使うよね…アデノシン三リン酸とかもadenosinetriphosphateだしナ

リンはマッチなんかに使われるし、赤燐・黄燐とか化学の授業でやったから一般的かね(人魂の正体とか^^;)

原子番号15番、原子量は約30.9だぁね

リンの欠乏症は葉の濃緑色化だったり赤紫色化…まぁ、アタシはリン欠乏なんて見た事無いがな;

(てかN過剰と症状似てるし、窒素飛ばしとリン補充を兼ねた亜リン酸施用は理に適ってるのよね)

リンの過剰症に至っては聞いた事も無いケド、黄化と小斑点が出るらしい

基本的にリンって足りなくなるもんだと思うんだけど、出るトコでは過剰症が出るんだね…まぁ、赤潮の原因でもあるし可能性はあるか(- -;

…以前も言ったかと思うケド、Pは関東ローム層の様な黒土では抜けが早く欠乏症が出やすいが、常滑の様な粘土質土壌ではPが抜けづらかったりする

しっかり多くの情報を得た上で、地域に合った施肥を行う事が重要なんだ…と、改めて考えさせられるヨ

(あー因みに、リンは人間の体でも重要な役割をしてる一方で毒にもなるヨ)

(TCAサイクルなんかでよく見るATPは生命活動に不可欠だし、骨の形成にも関与してるのが知られている)

(その一方で、有機リンは毒ガスにも農薬にも使われてるからネ)

(ぶっちゃけた話、フッ素も適量なら歯を守るケド、過剰摂取すると歯が溶けるって真逆の作用を持ってるしナ)

(ま、結局のところ…○○が良いとか××は悪いってのは安易に信用しちゃ駄目、ってコトだぁね)

(馬鹿と鋏は使いよう、なんでも使い方次第という事を肝に銘じて置かないとねぇ)

 

後はK カリウムか…アラビア語のアル(定冠詞)+カリ(草木灰)が由来ダネ

(カリ=草を焼いた後の灰、コレにはKOHが含まれている)

人体にも必須な元素だし、バナナが含有量多いんで販売戦略に利用されてたりするナ

特定の食べ物を売りつけるよりも、バランスの取れた食事を重視した方が良いのは自明なんだがねぇ…?

ん、カリウムは原子番号19番、原子量が約39.1か

水との反応性が高い第1族…アルカリ金属の元素だから、有名な割に金属としては見れないのが残念だよね;

(因みに、さっき人体に必須だと言ったケド…カリウムは花火なんかの火薬にも使われるヨ)

んで、カリウム欠乏は葉縁の黄化や斑点、葉脈の赤紫色化とか

イチゴだと植え付け直後とかに出ると思う…そんな出ないから気にならんケド(笑)

カリウムの過剰症は…ぜんぜんわからん

いやほら、通常の栽培ならまず出ないから^^;

まぁ、一応症例はあるみたいだけど…葉が捲いたり凸凹したりするらしいわね

てか、うどん粉病に用いるカリグ○ーンとか炭酸水素カリウムが主成分だけど、1カ月毎週使っても過剰症なんか出ないからナ

 

 

さて…微量必須元素についても語りたい所だけど、長くなるからまた今度にするか

一応言っとくと、Ca/Mg/Mn/Fe/Cu/Zn/Mo/B/S/Clの10種類だぁね

(カルシウム・マグネシウム・マンガン・鉄・銅・亜鉛・モリブデン・ホウ素・硫黄・塩素)

2族のアルカリ土類金属じゃない2つとか、第4周期の遷移元素とか、13族以降の非金属元素とかダネ

改めて周期表を見ると、モリブデンだけ浮いてるのな^^;

 

あー…余談だが上記は全て無機物ダヨ

実は狭義での有機物ってC・H・N・Oの4種なんだよね

最近の殺菌でよく見るエタノール(エチルアルコール)なんかは有機物だけで構成される有機化合物と言えるナ

因みに、炭化水素であるエタンはC2H6で、エタンにアルコール基が付いたエタノールはC2H5OHだぁね

…あと、全てのエタノールを自然物と勘違いするニンゲンもいるが、エチレンに水を合成した人工合成物でも同じエタノールだからな(笑)

(C2H4+H2O→C2H5OH)

そう言えば、このアルコール殺菌については世界中で事件も引き起こしたネ

今年に入ってから、アメリカやイランなんかでメタノールを飲んで失明~死亡する事例があったのは覚えているだろうケド…

メタノール飲んだら失明するのは有名だと思っていたのだが…そうでもないのか?

始めに、メタノールはメタン(CH4)にアルコール基が加わったもの…CH3OHだよネ

コレが体内に入ると、エタノール(一般的なお酒)の分解と同じ様にアルコール脱水素酵素(ADH)によって分解される

つまり、CH3OHが酸化(-2H)されて毒性の強いHCOH(ホルムアルデヒド)となるのが危険という訳ダヨ

その後、アルデヒド脱水素酵素で分解されるとギ酸になる

…これがエタノールなら有害なアセトアルデヒドが酢酸になって無害化されるのだが、ギ酸は目に重篤な損傷・加えて肺機能障害をもたらすのが厄介ダネ;

簡易的に表すと、HCOHが酸化(+O)されてHCOOH(ギ酸)となる訳よね

うん、そんなん飲んだら命の危険があって当然でしょうよ…

有機化学の触りでやるようなもんだけど、知らんと大惨事になると言う事例になってしまったな

あ、こんなもん読んでる人にはいないだろうケド、有機や自然って言葉を安全だと妄信してるニンゲンは哀れだよね

上のを見れば解るケド、ホルムアルデヒド(HCOH)もギ酸(HCOOH)も、ついでにアセトアルデヒド(CH3COH)も全部C/O/Hで構成されているヨ

さっき言った様に、有機物はCHNOの4種…つまり、有機物でも毒性を持つ化合物なんか山ほどあるんだよネ(汗)

ぶっちゃけた話、自然に作られるテトロドトキシンみたいなフグ毒も、トリカブトに含まれるアコニチンやスズランの持つコンバラトキシンも、全てC/H/N/Oの有機物のみで作られてる有機化合物だったりする

てーか、毒キノコもカビ毒もそうだし、なんなら大麻・コカイン・ニコチンなんかの快楽中毒物質も有機化合物なんだがね?

(あ、ここら辺の生物毒はホント実に面白いので色々調べてみてヨ)

 

 

ん、結局のところ…どんな物質だろうと使い方次第で役に立つ訳で、下手に括って善悪付けるのは良くないのダヨ

そういうニンゲンは信用すべきでは無いし、耳障りの良い口車に乗せられない様に常に猜疑心を持つ事をお勧めするヨ

ま、そう言ってるアタシの事も疑って自分で無機化学~有機化学まで学んでくれると尚良いがネ(笑)

はてと、つい調子に乗って話し込んでしまったナ

そろそろ花芽も出てきたから予約システムも調整しないとだし、来月までに予約受付出来る様にしなければなぁ…;

そんでは失礼ノシ

 

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