愛知県の西側に位置し伊勢湾に面する常滑市は、古くから「古常滑」と呼ばれる焼き物の産地として有名で、歴史を感じる町並みをお楽しみいただけます。
窯業は現在も主産業になっていて、他にも農業は大規模な耕地整備が進められ、野菜、果物などの栽培が盛んです。
また、海と空の玄関口でもある「中部国際空港」「NTPマリーナりんくう」は観光名所として広く親しまれています。
さて、常滑市の名前の由来は何でしょうか?
歩いてスベるのでも、寒いギャグでスベるわけでもなく、昔から「地面(床)が粘土質(滑らか)」で、窯業に向いている土地だったからなのですよ!
あ、でも土管坂の辺りなんかに「スベり止めお守り」なんてモノがありますね(笑)
ウチの店名にも使わせて貰っているのですが、常滑と言えば「朱泥の焼き物」の産地として有名ですね。
写真のように朱い急須や湯のみ、どこかで見たことありませんか?
もしかしたら、それは常滑で焼かれたものかもですね♪
ちなみに、「本朱泥」とよばれる焼き物は、土を何度も漉して鉄分などを凝縮させた高価な土を用いて作られます。
土にベンガラを混ぜた大量生産品とはひと味ちがいます。 釉薬に頼らず、ただ鉄が酸化した朱色には不思議な温もりがありますよ。
〒479-0003 愛知県常滑市金山字上砂原99
国内でも珍しい陶磁器のショッピングモールとなり、知多半島の観光名所の一つです。
〒479-0003 愛知県常滑市鯉江本町周辺
レンガ造りの煙突や窯、黒塀の工場、陶器の廃材利用の坂道などを散策できる散歩道。
常滑市の歴史ある陶器の町並みを、ゆったりとお楽しみください。
はて、古都と言えば京都・奈良辺りを指す言葉ですよね?
それでは、なぜこんな言葉を使ったのでしょうか…
ん~、「日本六古窯」って聞いた事ありますか?
日本における最古参の焼き物の産地が6つあるのですが、
日本の西側から、「岡山県の備前焼」「兵庫県の丹波焼」
「滋賀県の信楽焼」「福井県の越前焼」「愛知県の瀬戸焼」
「愛知県の常滑焼(←中でも最東端なんですね)」
この6つを指して、日本六古窯と呼びます。
学校だと火焔土器や須恵器は教えても、その後は放ったらかしですからピンとこないですよね(泣)
久谷焼や有田焼のような、染め付け・絵付けの美しい焼き物もいいですが、古窯の作り出す無骨なデザインもじっくり眺めるといいものですよ♪
更に、常滑市北部にある「大野海水浴場」は日本最古の海水浴場なんだそうです!
大野と言えば、大河ドラマ「江」で、彼女が大野城に住んでいた事が描かれていましたよね。
しかし、それよりもずっと前に、大野には海水浴場があったのですね…
それと、常滑市に限らずですが、知多半島には「知多四国八十八カ所霊場」というお寺さんがあります。
弘法大師が諸国行脚の途中に上陸し、四国に似ていた事などで霊場ができたそうです。
なので、ココでの巡礼は「弘法さん参り」と呼ばれますね。
ウチの近くにある「高讃寺」にも、高さが3mもある知多半島最大の仁王像が奉ってありますし、樹高8.07m・推定樹齢350年の椿も植わっています。
立派なお寺さんが多いので是非巡ってみませんか?
〒479-0836 愛知県常滑市金山字上砂原99
やきもの散歩道の出発点。
〒479-0821 愛知県常滑市瀬木町4丁目203
古くからの常滑の人々と焼き物とのかかわりを学ぶことができる施設
愛知県常滑市金山字桜谷
伊勢湾を望む小高い丘陵(青海山)にあり散策コースとなっています。
例えば、焼き物散歩道を歩いてみると、「登り窯」や「焼き杉板を用いた真っ黒な建物」などの昔の雰囲気を漂わせる風景が多くあります。
高台から見える煙突や、不思議な土管坂、相持院の石段など...
あれ、どこかで見覚えが...?と思った人がいると思います。
実は、これらの場所は、映画「20世紀少年」のロケ地なんです!
他にも何カ所かありますが、路地が入り組んでいるので探検気分で見に行くのもいいですね。
もともとは、「中部国際空港(セントレア)」を撮りに来ていた監督さんたちが、市内を散策していたら、撮影予定の「昭和の町並み」を発見して、ロケ地に選んだそうです。
さて、空港の話が出ましたので、ココからは新しい町並みについて話しましょうか。
映画のロケ地にも使われた「中部国際空港(セントレア)」は、大規模な埋め立てで海上に出来た空の玄関口ですね。
魚と漁業者には迷惑なだけかもですが、やはり、経済的な恩恵は大きいと思います。
空港手前の「りんくうビーチ」周辺は海水浴や釣りが楽しめるようになっていますし、「めんたいパーク」や「コストコ」、「イオンモール(建設予定)」などの大型施設も建設されています。 中部国際空港(セントレア)の中にもいろんなお店が入っていますし、見学コースなどもあります。
海外に行かなくても、空港内で「セグウェイ」を乗り回したり、空港内を見て回るだけでも楽しいかもしれませんね♪
あ、海外の方は日本の「トイレ」が機能的でびっくりされるみたいですが、そのトイレの大企業であるLIXIL(昔のINAXの方が判るかも...)なども常滑市に本社があります。
空港の近くには、陶器の見学ができる「INAXライブミュージアム」がありますので、タイルなどの陶器がお好きな方はいかがですか?
〒479-0003 愛知県常滑市鯉江本町周辺
レンガ造りの煙突や窯、黒塀の工場、陶器の廃材利用の坂道などを散策できる散歩道。 常滑市の歴史ある陶器の町並みを、ゆったりとお楽しみください。
〒479-0882 愛知県常滑市りんくう町周辺
セ
ントレアの対岸部に作られた人工海浜。人工海浜としては東海地区最大級(長さ約630m)の大きさです。
〒479-0881 愛知県常滑市セントレア1丁目
レジャースポットとしても人気のセントレア。
〒479-8586 愛知県常滑市奥栄町1-130
ものづくりを見て、学んで、体験できる参加型の施設です。
さて、昭和と近代的な町並みが共存する町「常滑市」、まだまだ発展していくと思いますので、是非お越し下さい!。
〒479-0802
愛知県常滑市西阿野字天気354
TEL:0569-47-6622
営業時間:9:00~16:00
※苺狩りは予約制となっています。
※WEBでのご予約の方はお一人様につき100円引させていただきます。